15日の 『飛び出せ!科学くん』 は、
地球が生み出した奇跡!
絶景列島ニッポン!10大ミステリー
でした(どれで10大かは分かりませんでしたが)。
スタジオゲストは加藤ローサさん。
一億年以上かけて誕生した日本一美しい洞窟
ロケは、ガレッジセール・ゴリさん、石丸謙二郎さん(芸能界一の洞窟好き)
鹿児島県沖永良部(おきのえらぶ)島(奄美群島の一つ)の200以上有る洞窟の中
でもテレビ初潜入の場所
氷柱(つらら)石・・・洞窟の天井からつららのように垂れ下がっている生成物。
これは地下水がストロー(下記)の外側を伝わって流れる時、
カルサイトがストローの外壁に、少しずつ結晶化することを繰り返して
形成されたもの。
この為、氷柱石の中心部には、ストローであった頃の名残として、
小さな穴や、直径5㎜程の透明なカルサイトの結晶が有ったり
します。
1㎝伸びるのに、およそ100年掛かります。
↓ 洞窟名が明かされませんでしたので、画像は全て当洞窟のものではありませんが、
同種のものです。
絶景①:美しい巨大岩
高さ5m程のフローストーン
フローストーン・・・流れ岩とも。
滝の様に石が流れている様に見える生成物。
壁面や地面に地下水が流れ、炭酸カルシウムが結晶化して
形成されたもの。
「『不可思議探偵団 SP』 あぶくま洞」 も参照して下さい
テナガエビがいましたが、迷洞窟性動物(外部から迷い込んだ生物)のようです。
しかし、結構な深さの水溜まりに飛び込むハシャギっぷりの石丸さん、57歳
(^ω^)
絶景②:輝く星空
これは、純度の高い炭酸カルシウムが結晶化した、真っ白な鍾乳石の天井
でした。 細かい結晶が光をキラキラと反射しているのです。
「『不可思議探偵団』 6柱の悪魔と洞窟探検」 を参照して下さい
ストロー・・・直径5㎜程で、中は空洞になっており、外側は厚さ0.5~1.0㎜の
カルサイトで形成されます。 鍾乳石の始まりです。
長いものでは、6mにもなります。
そして、世界的にも珍しい(初ではないようです)、螺旋状のストローを発見!!
絶景③:洞窟の宝石
ケイブピソライト・・・常に水滴が落ちているような浅い水溜まりの中で、砂粒を核
として形成される1㎜~3㎝程の球状の生成物。
水滴が落ちることで、炭酸カルシウムを補充し、その都度
転がるので球形に近くなります。 気が遠くなるような話です。
表面が滑らかなものをケイブパール、ザラザラしたものを
ケイブピソライトと呼びます。
↓ 大半は不完全な形状ですが、左上にケイブピソライトが見えます。
石灰岩の元となる、サンゴの化石が露出していました Σ(゚д゚)
洞窟の中で見つかるのは珍しいのではないでしょうか?
最後の絶景に向かう道中、水と天井の隙間が10㎝の狭い穴を、仰向けに
進んでいました。 波を立てると溺れる可能性も有るそうです。 これはコワイ。
絶景④:一億年かけて誕生した絶景
リムストーンプール・・・パムッカレの様な棚田状になっており、畦の部分を
リムストーン、それに囲まれた水溜まりをリムストーンプール
と云います。
地面の僅かなでっぱりから、リムストーンが成長し始め
ます。
畦から溢れ流れる水に因って成長を続け、数mの幅、高
さのリムストーンダムになることが有ります。
ライトアップされたリムストーンプールはキレイでした!! (゚∀゚)
水が青い!!
やはり、洞窟はツボですね~(^ω^)