3月15日(日)の静岡おでんに続き、今回(4月12日(日))は興津駅から薩埵峠(さったとうげ)経由で由比駅に至るウォーキング。何かの機縁で興津駅に降り立ったことはあるが、かなぁぁぁり久しぶりに興津で降りました。
↑↑↑コースの画はこんな感じ。
コースはスタート=興津駅→宗像神社→薩埵峠→望嶽亭→あかりの博物館+小池邸→由比駅=ゴールといった道順でおよそ8kmのコースです。名目は「広重が描いた薩埵峠から眺める富士山と駿河湾」。
興津駅から約800mほど歩いて宗像(むなかた)神社に到着する。大きい松の木が鳥居にかぶさるように立っているのが印象的。
時期は4月も中旬、半分以上花びらが散った葉桜が季節の移ろいを感じさせます。
おもに旧国道沿いを歩き、興津川を渡り、川沿いの左岸を歩く…、瑞画像をとることがなく泉寺っていう立派なお寺があったけど…、コレといった画像を撮ることがなく、およそ宗像神社からの3kmは記事は割愛。「ひたすら歩いた」ってことにして…。
急に登り坂になる…。
その後薩埵峠に入る山道の入り口にたどり着く。杖の貸し出しサービスとかあったけどスルー。
思いの外急勾配の山道で、もはや「ウォーキング」ではなく「ハイキング」である。
道中、駿河湾を望む。かすんでいるが、三保半島や伊豆半島が見えました。
興津駅からおよそ4.1km、薩埵峠に到着!!…っていうか、富士山見えないじゃんっっ!!Σ(゚д゚lll)ガーン。
…まぁね、当日の天気予報が「晴れのち曇り」だったことに期待はしていたけど、興津駅降りた時点で、「日差しのある曇り」ていで予想はしていたガッカリだったけど、やっぱり「ガッカリ」。
由比方面へ下山する。みかん畑が多い…当たり前か静岡だし。由比側の山道入口付近にみかんが売られていました。
温州みかん、甘夏、オレンジ、はっさく…いろいろ栽培されていて、正直見分けがつかない。
…うぅん、これは甘夏かな…。
由比の市街の手前。今度は急な下り坂。この辺りからようやく富士山の頂上部分がが見えるようになる、やったね!。
↑↑↑こんな感じ。かすみがかってるし、背景は青い空に青い海。すっかり保護色になってわかりにくいが、真っ白な富士山の頂を望むことができました。
望嶽亭藤屋(ぼうがくていふじや)。幕末~明治時代に活躍した幕臣、山岡鉄舟が逃げ込んだ宿として知られている、なんと無料公開されています。山岡鉄舟の書やゆかりの品の展示なども目を引きましたが、松永宝蔵が描いた東海道五十三次の絵も楽しむことができました。
これが浜松。
こちらは藤枝。
玄関に飾られていた薩埵峠の写真。本来、空気の澄んだ冬に行うべきウォーキングコースであることを思い知らされる。
手前からJR東海道本線、国道1号線、東名高速道路。由比は日本の大動脈の密集地帯なのである。
望嶽亭藤屋について参考にしたブログはこちら→ http://hellonavi.jp/blog/index.php?ID=113/
。
東名高速は由比PA付近にて。富士山がちょこっと頭を出してくれている。
望嶽亭から1.1kmほど歩いて「あかりの博物館」に到着する。有料(\500→\300)だったので、スルー。
すぐ近くにある小池邸に立ち寄る。
この地域の民家の面影を今に残す建物で、古めかしくも落ち着きのある内装でした。
…にしても広い畳の部屋でありんす。
お庭はこじんまりとしていたけど、なかなかの風情でした。
その後、600mほど歩いて、由比駅に到着する、ゴール!。
由比といえば日本一の桜えびの町。ご褒美に由比駅すぐ近くにある食堂で桜えびをいただくことにする。食事処「あおぞら」さん、くさデカも何度か取材に来ている。
ジャーン!!、桜えび定食!!。桜えびの釜揚げに、かき揚げ、佃煮と、フルコース、わぁぁい!。かき揚げは桜えびの殻を粉末を混ぜた塩でいただくという、なかなかのこだわりよう。
今回は富士山をしっかりと拝むことはできなかったものの、おいしい食事にありつけ、それなりにご機嫌で帰ることができた。
ちなみに当日は統一地方選挙の投票日。広くなりすぎた静岡市は由比でも「静岡市」なんだよね。
そうそう、環境大臣は望月義夫さんのご当地でもありんす。ホントに美しい日本を目指してほしいものです。記事終わり。