~Vol.6~本物の実用アンティーク・ニーホールデスク
Vol.6 本物の実用アンティーク・ニーホールデスク
どうせ手に入れるなら、本物のアンティークが欲しいけれど、
しっかり実用に使いたい・・・そんな方にお勧めなのが、
バーウォールナット*1の化粧張りが美しいニーホールデスク。
巾約120cmのゆったりとした天板はパソコンやテキストを使いながら、
サイドに本も広げられるゆとりのサイズ。
天板に貼られた革は気品あるローズ・レッド。
英国アンティークの醍醐味、優雅なカブリオレ・レッグの脚をもつ
デスクに合わせるのは、やはり美しい曲線の脚をもつサロンチェア。
まるで美術品のような背もたれの彫刻は、
匠の技と重ねた歳月で緩やかな丸みを帯び、
座った時にあたりが全く気にならない優れもの。
座面にはデスク天板のローズレッドと良く合う、
ダーク・ローズレッドのジャガードベルベットが貼られ、気品ある色遣い。
机上のブックスタンドには、ヴィクトリアンのファイヤードッグ*2を。
ずっしりと重く、安定感のあるフォルムは、工夫次第でいろいろ役に立ちそうです。
デスクサイドには、マホガニーのディスプレイキャビネットをレイアウトして。
バランスのとれた端正なフォルムに、細かい手の込んだインレイが施され、
この家具自体がコレクション・アイテムのよう。
ガラスの向こう側にフロアランプを置けば、中まで光が差し込んで、
ディスプレイされた小物を優しく照らし出します。
ウォールナットの飴色とマホガニーの黄金色、
そして革とファブリックのレッドが心地良く調和した貴方だけの空間で、
寛ぎのひとときを。
by N
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*1
ウォールナット(クルミの木)は英国アンティーク家具のなかでも代表的な材。中でも根元の瘤の部分をバー(bar)と呼び、独特の渦巻き状の杢目が現れることから、化粧貼りとして重用されてきました。
*2
ファイヤードッグ(firedog)は別名アンドアイアン(andiron)といい、暖炉で薪をくべるための台のこと。
2つで1ペアとなり、主にオープンな暖炉で薪を支え、燃えやすくするためのもので、横から見たフォルムが犬のようであることから、名づけられました。