クイーン・アン様式とは? | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ

クイーン・アン様式とは?

クイーン・アン様式とは、最後のイングランド王国・スコットランド王国君主で、

最初のグレートブリテン王国君主・アイルランド女王でもあった

アン女王の時代に確立された様式のことです。


クイーン・アン様式の後に続く、チッペンデール様式とともに、

18世紀のイギリス・ロココスタイルとされます。


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クイーン・アン時代、スペイン継承戦争の勝利などを経て、

イギリスは大きな躍進を遂げ、ブルジョア階級の生活も豊かになりました。


この時期は、木材もウォールナット材が主流となり、

ウォールナットの時代とされています。

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デザインは、ウィリアム&メリー様式の影響を受けつつ、さらに彫刻が増え、

優美で軽快、典雅で曲線的なスタイルが特徴です。




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ルイ14世スタイルを残し、ガブリオールレッグ(猫脚)、アカンサスの葉飾り、

典型的なオーメントの貝殻は扇形。


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クイーンアン・チェアは、花瓶形に装飾された背板の透かし彫りは

曲線模様が多くなっています。

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優雅な曲線を描いた丈夫な背もたれにクッションの座面が座りやすい上に、

美しいガブリオールレッグがインテリアに気品を添えてくれます。



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当店でも、クイーンアン・チェアをご紹介中です。

店頭にて、座り心地をぜひお試しください。