Nik Kershaw's "Me, Myself, and I" tour | きなこ と ぱなっち

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きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。

ニック・カーショウギグに行って来ました。

マシュー・ボーンのバレエ同様例年の恒例行事となりつつある、ニックのギグ。
今年は、クリスマス・コンサートでなくて、初秋コンサートです。

なんと、我が村の公民館とでも呼びたいくらい小さい劇場に来たのです!

アコースティックでソロ。
シンセサイザーをふんだんに使ったニックの曲が、
どんなふうになっちゃうんだろう?
と、少し心配でもありましたが、
I liked it!! でした。

このツアーには、日本からもファンが参加。
もともと、ルイーズが、
「ニックが我が村に来る!」と、ツィートしたところ、
「私達も行きます!」と、日本からツィートが返って来た。
このニックのツアーをおっかけるんだとか。
凄い熱烈ファンもいたもんだねーと、ルイーズと会えるのを楽しみにしていました。
数人のファンが来るのかなーと思っていたら、団体さんで、びっくり。
ニック、日本に是非とも行ってあげて!


とても小さい劇場なので、観客との距離が至近。
ニックが、「ちょっと恐怖。」って。

今までのギグは、立ち見だったので、
小さいニックは、ほとんど見えた例がなかったのですが、
今回、前から二列目。
あー、やっと見えた。
歌うときにちょっと背伸びするのは昔のまま。
キュート。

今回、トーク&質問コーナーを交えての、交流会的催し。
色々話してくれたのですが、
印象的だったのを幾つかご紹介。

リドル(なぞなぞ)という曲は、どんな意味が背景にあるの?

答えは、な~~~んもない。

すごく忙しい時に作った曲で、アイルランド調の曲が先にできた。
それに後から歌詞をつけて行ったのだけれど、
レコーディング中に、何パターンかの歌詞で歌ったけれど、
プロデューサー達が、きちんと筋が通る歌をどれも気に入らなかった。
で、結局最初に付けた、gibberish(ちんぷんかんぷん)な歌詞に落ち着いた。

ま、そんなことだろうと思った。


「子供いる人~~?」と、ニック。

ほとんどの人が手をあげると、

「子供がいるからって、別に、子供を引きずって来いって言ってるんじゃないよ。
『親に無理矢理ニック・カーショウのギグなんかに連れて行かれた。。。』って、文句言われるのが落ちだから。」

イギリスは、子供が小さいうちは、
親が揃って出かけるときは、ベビーシッターを雇わないといけない。

用意された菓子食べて、子供にテレビ観させて、
WEBサーフィンして、いったい幾ら稼ぐんだ?
俺が苦労して曲作るより、遥かに割りのいい商売だよね。
ヘタすると、今夜のギグのチケット代より、ベビーシッターの方が高かったんじゃないの?

ほんと、そうだよっ!

ぱなっちには、この夜、友達二人呼ばせて、
楽しいお泊り会にさせました。
(お友達のお母さん達に、わたしがいないことは内緒。)


今でも夜中の2時に冷や汗で目覚める思い出ってのがある。
ライヴ・エイドがそれ。
歌詞を忘れかけたんだそうな。
私にはそんな風に聴こえないんだけど、これ。



でも、やっぱり、これだけの聴衆を前にしたら、
流石のニックも緊張したんだろうなー、というのは伝わってくる。

ちなみにこの曲、「最も憂鬱な曲」の第7位にランクインしているそうです。



ギグの後は、サイン会。

わたしよりも、ちょびっとだけ背が高かったね。


サイン会の最後の方に並んでいた方は、
なんと、Go West の Peter Cox 氏でした。
こちらの変貌ぶりも凄くて(だって、髪の毛ないし。。。)、私達三人とも、
前述の日本からのファンに言われるまで、分かりませんでした。
いや、でも、そう言われて見れば、ハンサムなところは変わっていなかった。


ボーナス・フィーチャー付きの、ニック・カーショウ・ギグでした。
イギリス在住のアラ・フィフの方、お薦めですよ。
是非どうぞ!!