こんな夢を見た。
今日の夢は全て英語。
なので、舞台は英国。
前半略。
ピンクのお気に入り猫模様パジャマを着て、友達に会いに行く。
が、行き違いで、その友達はレディングへ帰ってしまったとジェニファーから伝えられる。
友達に会えなくなってがっかりしていると、
日本から遊びに来ていたUちゃんが、ある場所に一緒に来いと言う。
非常に殺風景な通りにある、殺風景なドアのブザーを押すと、
中から扉が開き招き入れられた。
コンクリート打ちっぱなしの、倉庫のような地下室のような場所だった。
部屋の奥に痩せた男が座っている。
よく言えば仙人のよう、悪く言えばタダの世捨て人のような男だった。
男はテーブルに座っている。
そのテーブルは、これまた殺風景な、細長い事務机で、部屋の真ん中まで延びている。
ただ、それは、折りたたみ式の安っぽいものではなく、しっかりした木のテーブルだった。
その世捨て人を世話していると思われる男が、テーブルの上にある書類などを整理している。
床にもなにやらものが散乱していて、わたしも片づけを手伝いたくなった。
ゴミ箱と思しきものを手に取り、床の上のものを捨てていく。
「これも捨てていいのかしら?」
と、世捨て人に尋ねると、それは、George Harrisonであった。
大好きなジョージを前にして、ちょっとどぎまぎしたが、
自分でも驚いたことに、
「あなたがここにいるって、知っていたの。だからこの町に住むことにしたの。」
と、誘惑口調で耳元で囁いていた。
こんな倉庫でなくて、ジョージの家の中を見てみたいと思い、
Uちゃんに、「家の中にも入ったことがあるのか」と訊いてみた。
「ジョージ、この子あなたの家も見たいんだって。」と、ジョージに言う。
ずいぶん親しげではないか。どういう知り合いなのだろう?
ジョージは「じゃぁ、来て。」と手招きして、殺風景な扉を開けた。
マネージャーらしき男は苛立たしそうに私を見たが、私は構わずジョージの後に続いた。
階段の上にもう一つ扉があり、その先が住居らしい。
数段しかない階段なのだが、パジャマ姿になにやら重たいリュックを背負っているわたしには、とてつもなくキツイ階段だった。
よじ登るようにしていると、ジョージが「手伝ってあげよう。」と、手を引いてくれた。
「ありがとう。普段からもう少し鍛えないとダメね・・・」と言い訳すると、
ジョージがキスをした。
ぎこちないキスで、手馴れていない風だったので、わたしがリードしないといけないのかなと思い、
もう一度、わたしからキスをした。
目が覚めた。