なぜ、県外から救急車? | オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

男30代で新米看護師。ナースマン…。いや、オッサンナースです。看護学校時代の苦難の日々もあり、ドロドロした看護師やドクターとの人間関係もあり、患者さんとの爆笑エピソードもあり…。早く、一人前の看護師になるために、日々頑張っている独身男看護師の奮闘記です。

ある日、119番に電話をした一人暮らしのおばあちゃんがいた。


『血を吐いたんです!!!』


早速、救急隊はおばあちゃんの家にかけつけた。


おばあちゃんは、


『娘・・・。娘の住んでいる場所が●●なんです。


その近くの▲▲病院に行ってもらえますか?』



その病院は僕の勤務先の病院だ。


救急隊は、


ガッテンだ!とばかり、2時間以上もかけて県外から病院に連れてきた・・・・・・・。



そのおばあちゃんはどうなったというと、緊急性はないということで入院もせず、後日胃カメラ検査となった。(胃カメラ検査も異常なかった。)

僕は、正直、不思議に思った。


救急隊は、患者さんの要望があれば何時間もかかる県外病院まで運ぶのか?


患者さんが▲▲病院がかかりつけだったらまだしも、▲▲病院で患者さんは受診したことはない。


それに救急時には、普通は周辺の受け入れ先を打診して、そこに緊急入院をしてもらって後日、娘さんのいる近くの病院(▲▲病院)に転院させるのが一般的だと思うが・・・。


そもそも2時間以上もかけて搬送して、途中で急変したらどうするのか・・・・・・・。



患者さんが住んでいるところは、人口も少ない、いわゆる過疎地域だ。


だから、救急隊が親切?なのかもしれない?


とりあえず、言ったもん勝ち?



そうは考えてみても、やっぱり腑に落ちない救急搬送だった(^_^;)



まさに理解不可能。