ある日、119番に電話をした一人暮らしのおばあちゃんがいた。
『血を吐いたんです!!!』
早速、救急隊はおばあちゃんの家にかけつけた。
おばあちゃんは、
『娘・・・。娘の住んでいる場所が●●なんです。
その近くの▲▲病院に行ってもらえますか?』
その病院は僕の勤務先の病院だ。
救急隊は、
ガッテンだ!とばかり、2時間以上もかけて県外から病院に連れてきた・・・・・・・。
そのおばあちゃんはどうなったというと、緊急性はないということで入院もせず、後日胃カメラ検査となった。(胃カメラ検査も異常なかった。)
僕は、正直、不思議に思った。
救急隊は、患者さんの要望があれば何時間もかかる県外病院まで運ぶのか?
患者さんが▲▲病院がかかりつけだったらまだしも、▲▲病院で患者さんは受診したことはない。
それに救急時には、普通は周辺の受け入れ先を打診して、そこに緊急入院をしてもらって後日、娘さんのいる近くの病院(▲▲病院)に転院させるのが一般的だと思うが・・・。
そもそも2時間以上もかけて搬送して、途中で急変したらどうするのか・・・・・・・。
患者さんが住んでいるところは、人口も少ない、いわゆる過疎地域だ。
だから、救急隊が親切?なのかもしれない?
とりあえず、言ったもん勝ち?
そうは考えてみても、やっぱり腑に落ちない救急搬送だった(^_^;)
まさに理解不可能。