看護師の適性。 | オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

男30代で新米看護師。ナースマン…。いや、オッサンナースです。看護学校時代の苦難の日々もあり、ドロドロした看護師やドクターとの人間関係もあり、患者さんとの爆笑エピソードもあり…。早く、一人前の看護師になるために、日々頑張っている独身男看護師の奮闘記です。

これは、ちょっとびっくりした。


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先日、専門学校の同級生と久しぶりに会った。



もちろん、みんな僕よりはるかに年下の女の子達。


若いけど、でも、同志。


辛い実習を一緒に頑張ってきた仲間だ。


誘われれば、やはり会いたくなる。



そのなかで、オペ室に配属になった子がいた。


その子から聞いた話です。


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彼女の職場に一人の男性看護師が転属してきた。


30代半ば。


僕と同世代だ。


僕と同じ転職組で、今年2年目。



去年は彼のたっての希望でICUに配属された。


救急治療に命をかけます!みたいな夢があったそうだ。



・・・・でも、彼は全く仕事ができなかった・・・。



詳しくは彼女も聞いていないらしいけど、とにかくICUの責任者が、



『この看護師は、ICUには置いておけない。

危険すぎる!』


ってことで、彼は移動になった。



でも、この彼のうわさは病院内に蔓延していて、どこも彼を受け入れるのを承諾する病棟はなかった。



それで、最終的には、彼女が勤務するオペ室へ移動になったらしい。



とにかく、彼女の話を聞いてびっくりした。



この看護師さん、何が一番問題かというと、嘘つきということ。



『用意しました。』


『準備できました。』


『処置できました。』



これ、全部ウソ。



ある日のオペ中に、彼に別の看護師さんが、


『ガーゼの枚数、数えたよね?』


そう、彼に聞いたら、


『ハイ。ちゃんと数えました!』



オペが終わったあとに、彼に、


『ガーゼの枚数あってる?』


そう尋ねたら、彼は


『バッチリです!!』



数えてる姿を確認できなくて不審に思った他の看護師さんが、ガーゼを数えたら、一枚足りない・・・・!



『ドクター!!!待ってください!!!もしかしたら、ガーゼが一枚残っているかも・・・!?』



もう、半分くらいお腹を縫合していたドクターにもう一度、お腹のなかを確認してもらったら、



ガーゼが、お腹のなかに一枚残っていた・・・!!!・・・らしい。



ドクターも注意不足も甚だしいけど、これ、気づかなかったら、大問題だ。



たぶん、全国ネットでニュースになる。



それで、彼も相当反省していると思えば、そうではなく・・・。


反省文を書かせれば、


『まわりの看護師の批判の目や中傷で萎縮して、仕事がまともに出来ませんでした。』


と、責任転嫁。



オトコ、オンナの問題じゃないけど、こういうやつはイライラする。


キミは看護師に向いていない!


ってか、何の仕事も出来ない!


嘘つきは最低だ。


信用出来ない。


ましてや・・・。


オペ室で・・・。看護師で・・・。


こういうやつは、絶対いつか殺人犯になる。



でも、労働組合に彼は守られている。


クビには出来ないらしい。



僕は、彼より、年収は絶対安いと思う・・・。


でも、僕は少なくとも嘘はつかないし、自分で言うのもなんだけど、仕事は一生懸命してるし、責任のある仕事を徐々に任されている。


あ~!!!理不尽だ!!!



転職・・・というか、病院を代わることを真剣に考えている。



来年かなぁ・・・。


たぶん。