水種法(ポーリッシュ)で生地を作る利点 | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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先日、パン生地のこね方について3種のこね方をご紹介しました。

本日はその中のひとつ
水種法で生地をつくる利点についてお話しますね。音譜

フランスパンに代表されるようなリーンな生地作りに向いてます。
水種は種生地が柔らかいので、生地をこねてもそんなに損傷が少ないという利点があります。
水分が多い生地なので、発酵・熟成が進みやすいです。ラブラブ

水種の配合量と発酵条件

配合  ベーカーズ%
小麦粉---20~50%
水---粉と同量
イースト----0.2~2.0%
食塩--- 0~0.5% ※できれば2回目のニーディングで混ぜ込み
捏ね上げ温度 25℃前後目標
発酵時間 2~24時間


【工程】
仕込み量の粉の20~30%を使います。強力粉をボウルにいれ、そこにイースト、粉と同量の水(25℃)を加え てニーダーor木ベラなどで混ぜる。混ざったらラップをし27℃の発酵環境で2時間寝かします。この水種が十分に発酵して、膨らんでいた生地種が沈み込む、これを種落ちといいます。  種落ちしたら直ぐ残りの材料を加えて本捏ねに入ります。本捏ねが終わったら以降は一般のパン同様まとめて1次発酵へ進みます。

パンニーダーの2段階ニーディング(おおち法)はこの方法にかなり似ていますが、
熟成に2時間はかけてませんね。
おおよそ20分~30分ぐらいでしょうか。
水分はベーカーズの100%で作り、小麦粉は40%で作っていきます。
種落ちはそんなに感じたことがありません。
オートリーズ法に近いのかな?

※オートリーズ法
オートリーズ法とは、パン生地をこねるときに、水と小麦粉のみを最初にこね、その後生地を30分程度休ませ、他の材料とともにこねる製法。
小麦粉と水を水和させることで、生地が安定します。また、質の強いグルテンを作ることができます。 オートリーズ法で生地をつくると窯伸びがよくなります。

一見手間が感じがしますが、最終的には、2回にわけることで
生地こね時間が短くなったり、生地の質がよくなり、釜伸びがよくなったりします。
初心者でも失敗しずらく、おいしいパンができる方法です。音譜
食パンとかもいいですね。

やったことがない人はぜひ一度試してみてくださいね。
木べらの混ぜは、二の腕に効きます。(笑)

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