(クローズな会なので、お名前は伏せさせて頂きます)
実は私、周りに新政ファン&マニア(笑)が多いにも関わらず、あまり新政のことを詳しく知りませんでした。
みんな何故あれほど必死に新政を飲むのかと実は疑問を持っていたりして。
確かに美味しいですけど、あまりに人気が物凄いのが不思議でした
ということで、一度しっかりお勉強しようと思い、本日の会に参加させて頂きました
あるもの全てがセンス良く、お店のようなキッチンの広さに感動
私もこんなキッチンを持てるようになりたいなあ。
初めは猿の惑星(元旦しぼり)から。これは何度か飲んだことが有りますが、やはり美味しい
Y様もこれは傑作だと仰ってました
お次にNo,6から飲み比べ。
最近ではどんな気候でも安定しやすい酵母が主流ですが、新政では寒いところで活発な働きをする協会6号酵母を使用しているそうです。だから「No,6」。
昔ながらの原料で、昔ながらの作りをしながらにして、味はモダンというのが面白いところですよね。
精米歩合違いでtypeR , typeS , typeXの3種が有り、かなり贅沢な飲み比べ。
最近ではどんな気候でも安定しやすい酵母が主流ですが、新政では寒いところで活発な働きをする協会6号酵母を使用しているそうです。だから「No,6」。
昔ながらの原料で、昔ながらの作りをしながらにして、味はモダンというのが面白いところですよね。
精米歩合違いでtypeR , typeS , typeXの3種が有り、かなり贅沢な飲み比べ。
Sタイプが一番飲みやすく、まるで水のごとし。しかし、ただ飲みやすだけではなく少しミントのような香りと清涼感が有ります。
Xタイプは上質で、気品の有るかんじ。これぞ純米大吟醸といった塩梅。
私は全体的にバランスの良いRタイプが好きでした。
こうして飲み比べてみると、新政が女性に人気な理由がよく分かります。
正直、私のオヤジ的好みだと、新政に物足りなさを感じていました。
もちろん美味しいんですけど、すいすい飲みやす過ぎる・・・!
ただ、これは味の好みの問題。
実際にそのお酒ができるまでの背景や蔵元さんの苦悩、そして健康的な畑で育った健康的なお米のことを知ってみて、新政がとても愛おしく感じるようになりました
Yさんは、本来日本の重要な一次産業である米作りが生態系の破壊に繋がっている現状を危惧され、田んぼの健康、ひいては生態系、地球環境、日本のモノづくりの価値向上まで考えられている方です。
ただ美味しい美味しいと飲むだけでなく、そのお酒ができるまでの過程まで考えることが、真に日本酒を盛げていくことに繋がる重要なステップなのかなと感じました。
今年こそ田植え体験をしよう!
また目標が増えました。
どんどんいきます。
頒布会飲み比べ。
これは若干熟成が進み、良い飲みごたえ。
ちょっぴりだけ紹興酒のような。新政でもこういう風味のものが有るのですね
そしてY様含め、一同が感動したのが、古式生酛生酒。
やー、これは凄かった!!
けれど、火入れしていないところの良さはしっかり残っているような。
「新政は寝かせてなんぼ」と聞いたことがありましたが、いやはや納得。
ちなみにY様セレクトのおつまみも大変素晴らしく。
お味噌かと思いました。
美味しいお酒の酒粕は美味しい
麹の味が濃厚で、ツンと来るものが無く、お料理レパートリーもとっても広がりそうです。
更には椎茸を焼いて…
お酒だけでなく、Y様の厳選食材もとっても勉強になりました
それこそ、安かろう悪かろうな食材の購入は控えようと。
安価な食材の裏に労働の酷使や農薬の乱用、環境汚染が潜んでいるかもしれないぞと、一度立ち止まるべきだなと思いました。
とても有意義な勉強会でした。
Y様、コーディネートありがとうございました