体長2m(?)の巨大ガメ | 化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常

体長2m(?)の巨大ガメ

最大のカメといえば,白亜紀に生きていた
アーケロン。
体長は3~4.5mもあったと考えられています。

アーケロンは白亜紀末に絶滅してしまいましたが,
その後の新生代古第三紀暁新世にも
巨大なカメがいたことがわかりました。

ふぉっしるニュース
約6000万年前の巨大なカメの化石が発見されました。

コロンビアの約6000万年前の地層から発見された
Carbonemys cofrinii

頭骨の長さ24cm,甲羅の長さ172cm。
尾の長さも含めるとゆうに2mは
超えていたのではないでしょうか。

C. cofriniiが発見されたのと同じ地層からは,
体長が13mもある巨大なヘビ,Titanoboa
発見されています。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-ティタノボア

※ティラノサウルスを飲み込んでいますが,
大きさの比較のため描いたもので,
同じ時代には生きていませんでした。

恐竜が絶滅して捕食者が少なくなったこと,
生息地が広がったこと,
食物が豊富にあったこと,
そして気候の変化などが
このような巨大な生物が出現する要因に
なったのではないかと考えられています。

***

今日はほかに,

1億年前の送粉者

関節炎になったクビナガリュウ

を書きました。

***

---
今日もご訪問ありがとうございます。
応援よろしくお願いします。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-人気ブログランキング