1億年前の送粉者
おしべからめしべへの花粉の運搬には
いくつもの方法があります。
風(風媒),水(水媒),虫(虫媒)…。
虫媒は被子植物に多く見られる方法ですが,
一体いつから始まったのでしょうか?
その最古の証拠が発見されました。
ふぉっしるニュース
虫媒の最古の証拠が発見されました。
その証拠が発見されたのはスペイン。
約1億年前(中生代白亜紀前期)の地層から発見された
琥珀の中に,体に花粉をつけた虫が入っていたそうです。
この虫についていたのは
イチョウかソテツの花粉。
幼虫に花粉を食べさせるために花粉が付きやすい
毛を進化させたと考えられています。