顎の前進化
今日のニュース第2弾
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顎の出現は
脊椎動物の進化において非常に重要な出来事です。
しかしその出現途中の化石はまだ発見されていません。
無顎魚類ガレアスピス類の頭蓋をX線によって調べたところ,
ほかの無顎魚類よりも顎口類(顎をもつ脊椎動物)に似た
構造をしていることがわかったそうです。
このことから,
顎の出現に伴って頭部の構造が劇的に変化したわけではなく,
頭部の構造は段階的に変化していき,
最終的に顎を作れるように進化していったと研究者は考えています。
顎はえらの骨が変化してできたものだと考えられています。
私が大学で習ったのも,この説。
このほかに,
口の中にあった軟骨が変化してできたものだという説もあります。