Stop the Koizumi
著名なブログ『世に倦む日日 』で、反・小泉ブログ同盟を呼びかけている。

拙ブログも賛同の意を表し、微力ながら尽力したいと考えている。



何故、小泉氏或いは小泉的なモノが駄目なのか?

主に経済面から検証してみたい。



①1割強の勝ち組とそれを支える年収400万円以下層

小泉政治の特長は、勝ち組を勝たせ続けることによって、経済全般の押し上げを図ろうとしている。

言葉にすると、美しいが(笑)・・・・


勝ち組企業は、決してサラリーマンに収益を還元しない。

これは、幾度か記しているトヨタとトヨタ労組の関係を見れば明らかであろう。

そして、大多数のサラリーマンの年収を400万円に抑え込む法案が、今国会あるいは次期国会に用意されている。


勝ち組のエリート層も社会貢献意識は薄い。

アメリカのようなチャリティは成立し難い社会である。


そして、税負担は400万以下の層に厚く、勝ち組に薄く・・・

この国の法人税は先進諸国で最低クラス(笑)


企業に奉仕するサラリーマンは、報酬面でも税制面でも搾り取るだけ搾り続けられる構造を作ろうとしている。そして、その構造の完成まであと一歩のところまできている。



②階層を越えるのは「努力」ではない!?

たとえ、1割しかエリート層が存在していなくても、機会平等で、「努力」によってその一線を越えられる社会であるならばまだ良い。

(私は、それでも1割に奉仕する社会がよい社会だとは思わないが)


しかし・・・

その一線を越える力は、「努力」ではなく、「他者を欺くこと」。


例えば・・・・

拙ブログで最近良く話題にするエイベックス社。

この企業の行っていることは、クリエイティブとかけ離れた欺瞞に満ちた世界である。


ライブドア社・・・

同社が成長したきっかけはなんであったのか?

株式分割と株価操作による「見せかけの」時価総額作りであった。


こんな例はいくらでも挙がる。

そして、そういう欺瞞に満ちた企業が「勝ち組」となり、大多数が支えることになる。


この国は、その意味で「徒花」を咲かせすぎた・・・

そして、「徒花」でなければ咲かない社会を作りつつある。



③そして、刃向かうモノは排除される。

共謀罪などの新設という法律として・・・

マスメディアが誘導する「世論」として・・・

この仕組みに刃向かうモノは排除される。


この項目は、別途詳しく・・・



④内容が問われない時代

小泉氏の手法は、ワンフレーズですべてを内包させることである。

そして、内容があろうと無かろうと、ワンフレーズが正しいとメディアは伝える。

しかし・・・


ひと皮むけば、これも欺瞞に満ちたシロモノ。

企業がユーザーを欺くだけでなく、政治家も公務員も有権者を欺く・・・・

そして、欺かれた方が悪いと開き直る・・・


先の大戦で、翼賛政治に楔を打てなかったメディアは、同じ道を辿っている。


この項目も別途詳しく・・・



小泉氏或いは小泉的なモノを止めなければ、この国の転落は止められない。

そして、それはひとり1人にしかできない。




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うん!納得!!という人も、イマイチだったとい人も・・・