英・豪軍、サマワ撤収を検討…自衛隊駐留に影響  (Yahoo Japan News)

隣国の韓国も、年内撤退を予定している。


さて、ニュースソースでは、来夏となっているが、

私がこのニュースを知った報道では、年内にもイラク南部からイギリス・オーストラリア両軍が撤退するというものであった。


現在、イラクに駐留する、第○次派遣隊は、12月14日で派遣期間が終了する。

もし、年内撤退の意向なら、次の派遣隊は、他国軍の護衛なしに任務にあたることになる。

一応、派遣措置法では、イラクは戦闘状態ではない事になっている。


あなたは、自衛隊員にサマワで死んできてくれ、と言えるのか?

私は、言えない。だから、イラクへの派遣停止を何らかの形で求めていく。


そもそも、何の為にイラクにいるのか解らない自衛隊。

現地では、不満も多いと聞く。

イラクへの貢献よりも、アメリカの顔を立てただけのイラク派遣。


そんなものの為に、死んでくれ!とあなたは自衛隊員に言えるのか?

そんなものの為に、死んでくれ!という為政者を許容できるのか?


イギリス軍が撤退しても、アメリカの顔を立てて、派遣し続けた場合、不測の事態を想定しなければなるまい。今でも、不測の事態が起きていないことの方が不思議であるが、リスクは強まる。


そもそも、入口で間違えたイラク戦争。

そして入口が間違えたからといって、何もしないわけにはいかないとして、始まったイラク派遣。

(為政者は、入口が間違えたことすら認めてないが・・・)

しかし、もう良いのではないか?

それとも、アメリカが首を縦に振らなければ何もできないのか?


途中での撤退は卑怯でも何でもない。

あなたは、先に撤退したスペインやオランダのことを卑怯だと思っているのか?

先に撤退した国々に、卑怯者という声は寄せられているのか?


この時期に、サマワ地域を含む州の州知事が、小泉首相の訪イを求めている。

一方、以前、サマワの市長が、自衛隊の活動に対して、不満を漏らした。

日本には、インフラの整備を期待していたという。

しかし、現地の情勢がそれを許す環境にない。

これは、自衛隊でなくても不可能な作業であろう。


そろそろ、アメリカの顔を立てるのは終えても良いのではなかろうか?