もう一度表現の自由を考える までで松沢神奈川県知事のブログ について、様々なことを書いてきたが・・・ブログとは議論の場なのであろうか?という疑問が残る。
松沢知事は、自身のブログでコメントにたスいる返信は行わないと宣言している。
ブログというメディアを考えた場合、この宣言は機能の一部を使わないと言っているに等しい。
しかし、ブログをどう使おうと本人の自由。
さて、そのブログに対し、ここにコメントを返さないのはおかしいと非難する声が数多く寄せられている。
これもおかしくないか?
一見すると、理路整然としたコメントのように見えなくもないが、コメントに対して返信を行わないと宣言しているブログに対し、それはおかしい、民主主義の否定だと叫んでみても筋違いであろう。
土俵の決定権は、運営者にある。
その土俵が気に入らないから、自分のルールに合わせろ!と叫ぶのは筋が違う。
そもそも、コメントの大多数が、出所不明のものであり、規制に反対する勢力は、さも言葉の暴力が好きな人達の集まりであるというイメージを与える効果しかないように思えるのだが・・・
ブログは、議論もできる。
しかし、議論もできるのであって、議論の場ではない。
そんなブログの特長を考えてみる必要があろう。