イマジネーション・ツアー(第6回☆Part-4)へ冒険する

from A.Nさん

1.ディズニーランドの正式名称
「夢と魔法の王国東京ディズニーランド」
「ディズニーランド」は苗字を言わず名前だけ呼んでいるようなもの。
ディズニーシーの正式名称
冒険イマジネーションの海へ東京ディズニーシー
3.キャスト
スタッフのことをディズニーリゾートでは「キャスト」と呼ぶ。
役者はお客さん(ゲスト)で、キャストはゲストを支えてくれている人のこと。
4.一般的な「いらっしゃいませ」は言わない
一方的で返事がもらえないからだ。
その代わり「こんにちは」とゲストに声をかける。
5.挨拶の違い
ディズニーランドは「いってらっしゃい」と言うのに対し、
ディズニーシーは「良い旅を」と声をかける。
テーマが異なるため声かけも違う。

6.「イマジニア」
イマジネーションとエンジニアを組み合わせたディズニーの造語。
7.隠れミッキーの誕生
アメリカでイマジニアが誤って描いてしまったものを
時間がなかったのでミッキーにして誤魔化した。
それが直されないまま製作され、「面白い」となったことが始まり。
8.ポルトフィーノ
イタリアの都市をモデルに作られる。
よく見ると建物にだまし絵が描かれているのがわかる。
現地の遊び心を取り入れている。
9.コロンブスの銅像
イタリアの方向を見ている。
教えてもらわなければ気づかなかった
10.ウォーターフロントの街並み
1900年くらいのアメリカを忠実に再現。
ex.マンホールから蒸気、船乗り募集、hot waterマンション

11.キャストの中で一番人気な職種
掃除をするキャスト。ゲストと一番コミュニケーションがとれるからだという。意外。
12.掃除の姿勢
背筋を曲げなくても箒が掃けるようになっている。
視野が狭くならないように。
ゲストにけがをさせないように。
ちなみに雑巾は足で掃除する。
13.夢のカケラ
掃除しているキャストに「何を拾っているんですか?」
と声をかけると「夢のカケラです」と答えてくれる!
さすがディズニーだ。現実を思い出させない。
14.ディズニーリゾートが大切にしていること
S 安全性
C 礼儀正しさ
S ショー
E 効率
最も大切なのは「安全性
つまり、ゲストに生きて帰ってもらうこと
サービス云々の前に、生きていることが最も大切というのは、
当たり前すぎて見落としがちな気がする。
それを堂々と最初に掲げていて、改めて大切さを思い知る。
157つの地域
それぞれの建物の雰囲気が違うだけでなく、
音楽やキャストの衣装、挨拶も異なる。
色々な地域を訪れているようで面白い。

16.ネモ船長の挨拶「モビリス イン モビリー
変化につぐ変化という意味。

左手を右肩に乗せ、ネモ船長の頭文字Nを作って
キャストに「モビリス」と言うと「モビリー」と返してくれる。


どこに書いてあったわけではない、知る人ぞ知る挨拶だと感じた。
17.キャストと会話が成立する仕組み
電光掲示板がない。道案内の標識もない。自動販売機もない。
キャストとゲストの会話を作るためである。
18.キャストの仕事
「ゲストとどれだけ楽しめるか」
単にアトラクションを操作するだけではない。
$<”ご縁”と「感謝」>のお裾分け☆日本一★
19.マーメイドラグーン
沈没船の中の設定。ここでキャストに声をかけると
「アリエルのプレイグラウンド探検マップ」がもらえる。
20.アリエルの部屋
美女と野獣のチップを発見!
アリエルが地上の世界を想像していたことを思わせる装飾がある。
ex.火を見つめる女性の絵、馬の鳴き声がする本

$<”ご縁”と「感謝」>のお裾分け☆日本一★


21.ディズニーシーのアトラクション
ほとんど海に関係しているものばかり。
しかも外国から持ってきたものではなく、日本オリジナルが多い
22.ディズニーシーに込められた思い
日本で映画スタジオはヒットしない。
「海をモチーフにしたテーマパークを作りたい」
日本は海に囲まれ親しみがある。
さらに、舞浜はもともと漁港で、その漁港を埋め立ててこの土地を作っている。
そういう人たちの思いを残しておきたい。
23ディズニーシーの開園日
2001年9月4日、なぜこのような中途半端な日なのか?

9月4日は、ディズニーランドを作り、ディズニーシー企画に奔走した高橋社長の誕生日。
高橋社長の夢は、ディズニーシーに行って最初にお酒を飲むゲストになることだったが、
残念ながら開園半年前にお亡くなりになってしまった。
そして開園日は9月4日にしようと設定された。
先代のこと・歴史を伝え、引き継いでいく気持ちが感じられる。
ディズニーシーにはたくさんの思いが込められている


24.来場者
年間2,500万人、リピーター率98%。
驚異的なリピーター率の数字だ。
また行きたいと思わせるおもてなしの精神がある。
25.ポップコーン
地味そうに見えて、実は全体売上げの1%を占めているポップコーン。
2分に1個売れいているそうだ。
しかも粗利9割!ポップコーンはいい商売である。
色々な味を作ったり、色々なケースを作ったりして、購入意欲を高めている。

26.コミュニケーションを大事にしているからこそ
人件費をかけて効率の悪いこともやっている。
ex)ヴェネチアのゴンドラ船・・・ゆったりしていて夜景がきれいでお勧めです。
27.テンションの維持
同じことを何十回やっても、朝と晩の回のテンションは変わらない。
理念である ゲストにハピネスを という気持ちが浸透している。

もしかしたらこの人はもう来ることがないかもしれない・・・
また来てねという気持ちを込めてその時の最高のサービスをする


テンションが維持できる人がプロだと思う。
28.ゲストを喜ばせるため
コスチュームだけでなく、気持ちもなりきる。
ミッキーは手段であり、いかにゲストに喜んでもらうかが大切。
つねに相手のことを考えていなければいけない。
29.ショー&ミュージカル
1日に何種類もやっている。いい席が確保できれば目の前で見ることができ
臨場感に溢れる。一流の色々な種類の歌・ダンス等が見れてお得感。
練習を積重ねられていることが伝わる。
30中澤社長とイマジネーション・ツアー
中澤社長が詳しく説明してくださったおかげでディズニーシーを満喫する
ことができた。アトラクションの待ち時間が長いときもあったが、
中澤社長が上記のようなお話をしてくださったのであっという間だった。
何も知らずにただアトラクションを楽しむのとは全然違う。
より興味深くディズニーシーを味わうことができた。