オバがまたお金がなくなったらしく帰宅をするようになり
オバの仕事が休みの日、
「盆の用意をしたい。○○(オバ)は文無しだから・・・」
年金を管理している母に、「お金を持ってきて欲しい」と連絡が入った。
お金を持って駆けつけると、何故か買い物が済んでいた。
不思議に思い、
「お金をわざわざ(1時間近くかけて)持ってきたのに、お金あったの?」
「(オバは)○○(娘)にカードを借りてるから」
祖母は答えた。
え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うそでしょ。
本当に従妹カード?
名義貸し?
なぜ、家賃も光熱費も払わなくていいから、
生活費の2万円以外はオバが好きに使えるうえに、
頻繁に祖母からお金をもらったり、借りたりしているのに、
何故カード・・・。
もしかして、パチンコ通いのためのお金が沸いたのは、
この「魔法のカード」から???
数年前、キャッシングやショッピング枠を現金化して
詐欺破産したのに、なんで、カード持ってんのよ。
従妹よ・・・なぜ、カード持たせてるの・・・(涙)
祖父が亡くなる前、オバは祖父の名義を借りていた。
祖父は心配でたまらず
「カードを返して欲しい」
しきりに言っていた。
祖父が亡くなった後も、祖父名義のカードを使い続け、
返済が滞るたび、色の違う封筒で請求書が届いた。
カード会社も、「名義貸し」もしくは「名義冒用」に気づいているようで、
「娘(オバ)さんとお話がしたいのですが」
頻繁にクレジットカード会社からの電話が,家にかかってくるようになった。
その数ヵ月後、カードの契約を切られたようだった。
私達は、また同じ事を繰り返すのではないかと不安でたまらなかったので、
ホッと肩を撫で下ろした。
なのに!なのに!何・・・何でまた
カードを持ってるのよ!!
泣きそうだった・・・また、逆戻り・・・。
頻繁に「カードを返して欲しい」と言っていた祖父。
私たちには言わなかったが、今考えると、
滞納があるたびに会社から請求を受けていたのではないかと思う。
祖父のカードの請求がピタリと止んだため、
もしかすると、従妹のカードで、
祖父のカードの滞納分を支払ったのかもしれない。