今日のよかったこと
とても忙しい充実した一日でした。本当に本当に忙しかったのですが、効率よく運べたように思います。気持ちい疲労感のまま父の病院へお見舞いに行き、一人でベラベラ喋って帰ってきてしまいました。父もうるさかったかもしれません(笑)。
さて私がミラノで最も楽しみにしていたレストランをご紹介します。それはミラノのTrattoria del Nuovo Macelloさん。ミラノ中心部から離れているので行くのは少し大変ですが、是非お勧めしたいレストランです。私たちがここに来るのは2度目。前回のミラノ旅行で最も心に残ったお店がこちらでした。
パルマからミラノへの移動でさんざんな目にあった私たちはその後このレストランへ行くのにも結構難儀してしまいましたが(地下鉄ではなく、郊外へ行く電車に乗らなくちゃいけないのを忘れてたんです)、何とか到着しました。
お店は当然のように満席!大勢のお客様で賑わっていました。
最初に出してくださるパンからしてクォリティ高いです。
メニューはこちら。
イタリアでは英語のメニューのあるお店が多くて助かります。が、イタリア語のメニューしかない場合でも、代表的な料理名はイタリア語で分かるようにしておけば何とかなります。
こちらは旦那さまの前菜。盛り付けも美しいです。
私は前菜は盛り合わせを。盛り付けも楽しくてワクワクしました。
そしてメインはもうこれしかないでしょう!お店にいらしたお客様のほぼ全員がオーダーしているのではないかと思うこのカツレツなのです。
旦那さまには骨付きがサーブされ
私にはこのようにサーブされます。
この断面をご覧ください!美しいピンク色!!!これはもう言葉にしようもない絶品なのです。
一般的にミラノ風カツレツというと、仔牛のお肉をたたいて薄くしたものを揚げてあるのですが、こちらのカツレツは全く違います。実は昔々はカツレツといえばこうだったようなんです。このお店では古い文献をもとに、このスタイルのカツレツを復活されたんだとか。
すっかり気分が良くなった私たちはグラッパを頂くことに。
私は軽めのを、旦那さまはドライなものをとお願いしたら
いろいろな種類を持ってきてくださいました。
気取っていないけれどちゃんとしていて、実質的に美味しくて、お客様も大人なお店。
ミラノに行ったら必ず訪れたいお店です。
そして店を後にし、ご機嫌で駅へ。12時前のホーム。だーれもいません。
東京って本当に人が多いんだなあと改めて実感してしまいました。