Bouchard Père & Fils カーブ訪問① | ぱあこ日記☆

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今日のよかっったこと

時々ランチに伺っているカレー屋さん。真面目で寡黙なご主人が、丁寧にカレーを作っておられます。とても人気なお店ですが昨日はめずらしく私が一人になる時間がありました。するとサービスの女性が「店長からです」とカフェラテを持って来て下さいました。「今日は暇なんで~。」とハニカミながら仰ったご主人の笑顔がとても素敵で、とてもほっこりしました。ありがたや~♪

 

 

今回のブルゴーニュへの旅。私は「ブシャール・ペール・エ・フィス」のカーブを訪問する機会を得ることが出来ました。しかもブシャールに長年お勤めなさっている西山雅己さんに直接案内して頂けたのです。なんという幸運でしょう。

 

 

ブシャールは1731年から続く名門ドメーヌ。なんとフランス革命以前からなのだそうです。

現在では1ヘクタール3億円とも言われるブルゴーニュの畑を130ヘクタール以上所有し、グラン・クリュ、プルミエ・クリュの畑も多く所有しているそうです。一般に普及している手頃なブシャールのワインは自社畑のブドウから作られたものではないため、ネゴシアンというイメージの強いブシャールですが、実は高級ワインの畑を多く所有し、自社でブドウを栽培しているドメーヌなのです。

 

 

 

15世紀に要塞として作られた建物。壁が7メートルと厚く、エアコンなして常に気温15度、そして湿度も一定に保つことが出来るそうです。

 

 

 

 

広々としたカーブには300万本以上というとてつもない量のワインが眠っています。年間生産量の1パーセントを毎年ストックしているとか。

 

 

 

 

最も古いワインは1800年代のものだそうで、1500本もあるそうです。

 

ワインは整然と並べられていますが、古い順に並んでいるというわけではないそうです。付けれらているナンバーには規則はあるそうですが、年を表すものではありません。

 

全てのワインはしっかりと管理されているそうです。

 

 

 

一体どんなお味のワインなのでしょうね。。。

 

 

 

 

古いワインは40年に一度リコルクされるとか。量が減っている分は古酒で補填するそうです。ブシャールのようにシステム化されたしっかりした会社だからこそ、そういった作業がきちんとなされるのでしょう。

 

 

 

 

西山さんのご説明を伺いながら、ひんやりとした広大なカーブをゆっくり見学させて頂きました。プロでもないのに、思わずメモを必死に取る私(笑)。

 

 

 

 

カーブにはブシャールの紋が。歴史の重みに圧倒されました。

 

つづく。