富山市ファミリーパーク(富山市古沢)の雌のシンリンオオカミ「ナナ」(9歳)が19日、糖尿病による多臓器不全で死んだ。

 ナナが2005年に6頭の子を産んで以来、シンリンオオカミの国内繁殖例はなく、いわば「最後の母」。同園は後継者を出来るだけ早く見つけ、再び繁殖につなげたい考えだ。

 シンリンオオカミは北米大陸の森林地帯に生息する。保護すべき動物としてワシントン条約の付属書にも記載され、国内で飼育する動物園は10か所もない。

 ナナはカナダ・オンタリオ州の野生動物センターで生まれ、04年1月に同園にやってきた。一緒に来園した雄のサスケ(6歳)と夫婦になり、05年に雄3頭、雌3頭の六つ子を出産した。子どもたちはいずれも北海道や秋田、群馬県など県外の動物園に譲られ、最近は夫婦2頭暮らしだった。

捜査員の目前で下半身露出 公然わいせつ男を逮捕(産経新聞)
拉致解決 総連幹部に直談判 衆院特別委員長「打開図りたい」(産経新聞)
<ガス田開発>中国強行なら提訴…政府、新対処方針伝える(毎日新聞)
九州の駅弁ランキング発表=福岡〔地域〕(時事通信)
寄付金「運営資金に使った」=記念館建設予定の黒澤明財団-佐賀(時事通信)