民主党は8日の菅内閣発足に伴い、党幹事長用の部屋を首相官邸内に設ける方向で検討を始めた。党幹部は「官房長官と幹事長がそれぞれ女房役で首相を支える形を作りたい」と説明。小沢一郎前幹事長時代に政府と党の意思疎通がうまくいかなかった経緯を反省し、幹事長が頻繁に官邸を訪れることで連携を強化する狙いだ。

 また、従来の政府・民主党首脳会議のメンバーに、新たに閣僚を兼務している玄葉光一郎党政調会長を加え、政策の調整機関としての位置付けをより明確にする。前政権では週1回の政府・民主党首脳会議も中止されることが多く、小沢氏が突然、政策決定に介入するなど「二重権力」との批判を招いた。こうした反省を踏まえ、政府と党の関係を見直していく。【影山哲也】

<菅内閣>消費者担当は荒井氏、少子化担当は玄葉氏が兼務(毎日新聞)
羽田グループは自主投票 民主代表選(産経新聞)
官房長官に仙谷氏内定(時事通信)
日ハム子会社が不適切表示=業務用水産加工食品で―農水省(時事通信)
えびの市圏域、移動制限解除=安全確認検査、異常なし―口蹄疫(時事通信)
 自民党など野党各党は1日、鳩山首相に対する問責決議案を参院に共同提出する方向で調整を始めた。

 社民党が同決議案が提出されれば賛成する方針を確認したことを踏まえ、自民党は近く社民党に協力を申し入れる考えだ。

 自民、公明、共産、新党改革、たちあがれ日本、みんなの党の野党6党の参院国会対策委員長らは1日午後、国会内で会談し、社民党を含めた共闘を進めることで一致した。自民党の鈴木政二参院国対委員長はその後の記者会見で、問責決議案提出に関し、「野党は今、(社民党を含め)7党だ。社民党にも話をすべきだ」と述べた。

 社民党の連立離脱や鳩山内閣の支持率下落で、民主党内でも首相の退陣論が出ているため、野党内では首相問責決議案可決への期待が広がっている。参院自民党幹部は提出時期について、「首相の進退問題の行方を見極めたうえで提出し、そのまま参院選に突入するのが理想の流れだ」と述べた。

 野党各党は、衆院でも内閣不信任決議案を共同提出する方向で調整している。

<中部国際空港>ベトナム航空がホーチミン線復活(毎日新聞)
民主、首相進退巡り緊迫…小沢氏と対応協議へ(読売新聞)
女子高生、車内に押し込まれながらも110番 男を逮捕 桶川(産経新聞)
衆参議長と会談=中国首相(時事通信)
郵政法案きょう衆院採決へ 野党は猛反発 不信任案など連発で徹底抗戦(産経新聞)
 第68期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)をストレート勝ちで制し、3連覇を達成した羽生善治名人(39)は20日朝、福岡市内のホテルで「名人戦が終わり、気分的にも日程的にも楽になりました。新しい年度は始まったばかり。これをきっかけに、1年間フルに頑張っていきたいですね」と喜びを語った。

 第4局(九州電力協力)で三浦弘行八段(36)を降した後の19日夜は、記者会見や打ち上げがあり、床についたのは午前2時。「山あり谷ありの勝負で、疲れていたのでしょう。すぐに眠れました」。午前7時ごろ起床し、自宅に電話したという。「妻に『終わったよ』と伝えると、『おめでとう』と言ってくれました」と笑顔を見せた。【金沢盛栄】

【関連ニュース】
野良猫餌付け:将棋の加藤九段に中止などを命じる判決
訃報:森内信康さん75歳=将棋棋士・森内俊之九段の父
将棋:羽生名人3連覇 三浦八段に4連勝 名人戦第4局
将棋:両者がっちり組み合う 名人戦第4局2日目
将棋:名人戦第4局第1日 三浦が位取り作戦

<小沢氏>「青木氏は既成の政治家」 (毎日新聞)
新会長に黒岩氏―医学部長病院長会議(医療介護CBニュース)
三原じゅん子「しんちゃまファン」告白(スポーツ報知)
傷口に塩…秋葉原殺傷の遺族、弁護側に不快感(読売新聞)
省エネ大賞・新エネ大賞は廃止…仕分け第2弾(読売新聞)