【2017.5.20(土)-21(日)】
この週末は土日とも夏日になるほどの晴天予報。
とあらば、
テント背負って山に行きたいところだが、
次週に「1島縦断テント泊ツアー」なるものを計画しており、
その準備などもあるので
手頃な地元で遊ぶことに。
まず土曜日は、海で波乗り。
車で1時間も走れば
太平洋の大海原、大洗。
とある有料駐車場から入ると
ビーチに車を乗り入れることができる。
最近はこれを積極活用。
ピクニック気分でお弁当や飲み物、
更にはビーチチェアなんかも持って来れちゃうし
車からボードを下ろせば目の前は海って、
これ便利。
でもって早速波乗り。
張り切ってやって来たけど
波は小さいし波面は荒れ気味。
腕が良けりゃ波なんて選ばないのだが
こちとら月一しか波乗りしなくなっちゃった
ロートルサーハー。
手頃なサイズと綺麗な形などと
波に注文付けなきゃ乗れない始末。
それでも波乗り歴30年の意地で数本こなす。
波乗り3回目のチビさん、
浅瀬のビーチブレイクながら
スッと立っちゃうんだから器用なもんだ。
初夏の陽気の下
1日中、気持ち良い海を楽しんだ。
そして翌日。
この日も快晴!
もう直ぐやってくるアルプスの岩稜歩きシーズンや、
次週の一島縦断テント泊ツアーに向け
トレーニング山行に励もうと、
久しぶりに地元の山、筑波山へ。
10時過ぎに家を出て
車で40分ほどで登山口に到着。
海も近けりゃ山も近い。
結構いいロケーションに住んでる、
と言っても、
魅力の無い県No1の茨城だけど。
今日はチビさんを
私のトレーニングコースにご案内。
標高50m地点のつくし湖をスタートし
877mの山頂まで標高差820mを一気に登り
そのまま反対側に下って
もう一度山頂を登り返して戻ってくるというコース。
このコース、
2年前にJMTを走破するために
トレーニングとして何度も歩いたところ。
あの頃は25kg〜30kgの荷を担いで歩いてた。
目一杯頑張ってた頃。
今じゃ絶対無理。
今日は10kg程の荷を担いで
久しぶりにこのコースを歩く。
標高877mの山と言えど
二度も山頂に登ることになるので
累積標高は1500mにもなる。
登り応えは十分。
それに加え、このコース
道中の殆どが展望のない樹林帯。
これがいい精神鍛錬になる。
更には低山故に暑い。
この日は30度近い夏のような暑さ。
などなど、
筑波山は過酷な条件満載の
トレーニングには最高の山。
男体山頂にある日本初の山岳気象観測所。
116年前に建てられた歴史的建造物ということは
あまり知られていない。
同じ道を歩くことにならないよう
いくつかのコースを組み合わせる。
薬王院、自然探究路、おたつ石、迎場、白雲橋
などなど、
様々なコースを歩く。
けど、どのコースも樹林帯ばかりなので
どこを歩いても殆ど一緒。
そんなコースをひたすら歩き続ける。
これをやり切れば根性が付く、
って信じて。
おたつ石コース登山口付近。樹林帯じゃないのはここだけ。
7時間歩き続け、なんとか無事ゴール。
いつものように、
たっぷりのやり切った感を得た。
以前の頑張ってた頃の感覚に浸ることができて
ちょっと嬉しかった。
私にとって筑波山は
素晴らしいトレーニングコース。
帰りの車の中から筑波山を望めば
この山を麓からてっぺんまで歩きつくしたんだ
っていう達成感に包まれる。
先週の丹沢縦走、今週の筑波山と
二週に渡りトレーニングをこなしてきた。
体はだいぶ仕上がった。
来週のテン泊縦走や
雪解けが進んだアルプスの稜線歩きなど
これからの夏山シーズンが楽しみ。