【2017.11.19(日)】

 
 
この週末は標高の高い山は天気が悪そうなので
トレーニング山行でもってことで
高尾-陣馬縦走へ。
と思い立ったのは、
日曜の朝、チビさんと朝食を取りながら。
 
休日の朝、
のんびり起きてゆっくり朝食を取ってからでも山に行けるって
いい環境だ。
 
最低限の荷だけをザックに詰め
10時過ぎにチビさんの家を出発。
電車に乗って中央線で高尾駅へ。
 
紅葉のこの時期の高尾山は激混み。
人混みを避けるためJR高尾駅で降りて
蛇滝コースからのアプローチとしてみた。
 
11時半に高尾駅をスタートし
先ずは高尾の街を歩く。
 
 
 
 
 
 
途中、名物塩豆大福屋さんの前で
甘いもの好きなチビさんの足が止まる。
 
下山後ならともかく
スタート直後から塩豆大福は、ない。

 

大福に釘付けとなってる
チビさんの背中を押し、先を促す。
 
だいたい、今日の行動食として
ザックの中にヨモギ大福入ってるし。
 
街を抜けて蛇滝コースに入る。
 
 
 
 
 
狙い通り殆どハイカーはおらず
スイスイ登り進めた。
 
激混みであろう高尾山頂は巻いてスルーし
小仏城山、陣馬山へと続く縦走路に入る。
 
 
 
 
途中
もみじ台で宴会するグループの脇を通る。
 
熱々の鍋の美味そうなこと・・・
 
 
 
 
今日の目的は
陣馬山までの縦走トレ以外にもう一つ、
城山で宴会している山友さんに会いに。
 
この人混みの中で
山友さんを見つけられるかどうか不安だったが
そんな心配は全くいらなかった。
 
城山に着くと同時に人混みの中から
一目で群馬ちゃんを発見。
 
 
 
 
電気屋の社長さんとマミさんご夫妻に
お久しぶりのご挨拶。
 
 
 
 
社長さん「よく分かったね〜」って、
いやいや、
どんだけ混んでても見つけられるし。
 
 
 
 
ナマ群馬ちゃんや今日も美しいマミさんの他
イガイガさんやお仲間さん達ともお会いでき
嬉しい限り!
 
 
 
 
 
ちょっとの時間だったが
楽しい時を過ごすことができた。
 
 
皆さんと別れ
陣馬山へ向けて先へと進む。
 
この先陣馬山まで歩き
陣馬高原下に下ってバスで高尾に戻る予定だが
ちょっと時間的に厳しそう。
 
ということで
巻道があるピークは全て巻く。
 
 
 
 
巻道だと思って入った道が
作業道だったりしてちょいと時間をロスしたが
陽が沈む前には陣馬山に辿り着けそうだ。
 
 
 
陽が傾き始めた。
 
昼間はハイカーで賑わうこの道も
夕暮れ時は歩く人もまばら。
 
 
 
 
柔らかな景色と
ノスタルジックな雰囲気漂う
夕暮れ時の縦走路もいいねって話しながら
陣馬山に向け軽快に歩き進む。
 
 
 
 
16時前に陣馬山に到着。
 
下山後のバス時間の調整のため
ここでしばらく休憩。
 
富士と夕陽の美しい景色を眺めながら
ヨモギ大福をいただく。
 
 
 
トレーニング山行に満足、
山友に再会できたことにも満足。
 
 
 
夕日を背にし
薄暗くなり始めた樹林の道を
下って行った。
 
秋の高尾のちょい縦走、
 今日もいい山行だった。
 
 
 
お次は
いずこの山へ...
 
 

 

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【2017.11.12(日)】

 

トレーニングがてら快晴の南アを楽しみに鳳凰山へ。

 

 

この週末日曜は晴天予報が出たため

前週同様初冬のアルプスを日帰りで楽しもうと計画。

 

これまでずっと北アにばかり登ってきたので

たまには南アでもってことで

展望を楽しめる鳳凰三山周回コースをチョイス。

 

青木鉱泉からドンドコ沢を登って

三山を縦走して中道を下るコースは

標高差1700m、CT12時間のハードコース。

 

晴天の南アの稜線歩きを楽しめ、

しかもトレーニングになるとあれば

まさに我々の希望通り。

 

 

土曜のうちに韮崎入りし、道の駅で車中泊。

4時前に青木鉱泉ヘ行き

チビさんと二人、4時半にスタートした。

 

青木鉱泉の標高は1100mあるので

夜明け前の気温は都心の真冬ほどに低い。

 

この寒空の中、真っ暗な道を歩いて行くのは

決して楽しいものではない。

 

だが、青空の下に広がるアルプスの大絶景を眺められるのであれば、

朝の早さも苦にはならない。

 

見上げれば空には満天の星。

今日も稜線から大展望を望めることは

間違いない。

 

夜が明け、朝の清々しい山道を登り進む。

 

三時間ほど登ったところで振り返ると

山友のロイさんが後を追って登ってきた。

ロイさん登場!

 

 

 

 

前日にロイさんを誘ってみたところ

忙しいにも関わらず

都合をつけ同行してくれることに。

 

但し4時スタートには間に合わないので

少し遅れてスタートして後を追うとのこと。

 

一時間遅れでスタートしたのに

追いついちゃうんだから

ロイさん、やっぱ本気出すと凄いわ。

 

その後はいつもの如く

ロイチビコンビの弾丸トークを飛ばしながら

お気楽山行。

 

 

5時間かかってようやく鳳凰小屋に到着。

鳳凰三山の稜線までまだ一時間もある。

 

やっぱり標高差1700mのコースは厳しい。

 

 

 

 

夏の山行で鍛えた体力なんて

山をひと月休んだだけで

すっかりリセットされちゃうんだから

悲しいもんだ。

オベリスクの基部で一休み

 

 

 

悪天続きで山に行けなかった10月は

ラントレなどで体力維持に努めてみたものの

やっぱり山の体力は

下界で鍛えたそれとは別物。

 

50過ぎの体なんて

衰えるのはあっという間だって

思い知らされる。

 前夜2時間しか寝てないロイさんは一眠り

 

 

 

 

これから雪山のシーズン。

アイゼン、ピッケル、スノーシュー、

テン泊になれば厳冬期シュラフに防寒グッズ

などなど・・・

 

雪山装備は荷の重量が増えるので

夏山より遥かにパワーが必要。

 

 

 

 

ということで

雪山シーズン前の晴れた週末は

こうやってトレーニング山行に励む。

 

常に体力を維持していれば

日帰りでアルプスやれたり

土日の二日でバリエーションやれたり

三連休ならロング縦走にも挑めたりと

限られた休日の中で

山行範囲に広がりをもたせることができる。

 

週末の晴天のチャンスを

有効活用するためにも

やっぱり体力的準備は日頃から。

 

 

 

 

 

やっとの思いで

地蔵岳、赤抜沢の頭に達すれば

期待通り甲斐駒、仙丈に白根三山の大展望。

 

これこれ!

朝一で苦労して登って来る価値は

この大展望に有り。

 

 

 

 

 

欲を言えばもう少し雪が欲しかったか、

なんて・・・

 

 

 

 

寒風を浴びながら稜線を歩き進み

鳳凰三山最高峰の観音岳に到着。

 

 

 

 

8時間かけて標高差1700mを登りきった。

 

予想より時間がかかったし疲労も大きい。

 

 

 

 

おまけに高山病っぽくて少し頭が痛い。

トレーニング山行としてはグダグダな感じ。

 

だが、

遥か北アまで見渡せる展望は期待以上。

 

 

 

 

山頂の大岩の上でしばし展望を楽しむも

気温が低いのであっという間に体が冷える。

 

 

 

体が冷え切らぬうちに

最後の峰、薬師岳へと向かった。

 

薬師岳へ続く稜線も素晴らしい。

 

 

 

正面に富士山、

振り向けば

観音の山肌にニョキニョキ生えた奇岩郡。

周囲はぐるりと名峰どもが並ぶ。

 

今日のように快晴ならば

抜群の展望を楽しめる極上のルート。

 

 

 

 

観音岳を過ぎればもう登りはない。

 

あとは下るだけっていう安心感が

稜線歩きを更に楽しくしてくれる。

 

 

 

 

薬師岳ののっぺりとして

どこがピークなのか分からぬ頂に達し

鳳凰三山を制覇。

 

 

 

 

けど、今回の山行目的は

三山制覇ではなく1day周回縦走。

 

 

 

 

これから1700m下るってかなり厳しい。

 

三人で話をしながら気を紛らわせつつ

長い尾根を下り

16時半に青木鉱泉に戻った。

 

トータル12時間の山行はCT通りって

頑張った割にペースは上がらなかった。

 

でも、12時間歩き通せたってことには満足。

50過ぎの爺さんにスピード要求しても

無理だし。

 

スピードがない分は、

体力&持久力でカバーだね、なんて!

 

 

兎にも角にも

稜線で大展望を得られた満足感と

周回縦走をやり切った達成感に包まれながら

鳳凰山を後にした。

 

 

下山後は温泉入って

小作のほうとう食べて〆!

 

こんな我々に

いつも付き合ってくれるロイさんに感謝。

 

 
 
お次は
いずこの山へ...
 
 

 

 

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【2017.11.05(日)】

 
 
降雪後の槍穂のモルゲンロートを眺めに燕岳へ。
 
三連休の初日に蝶ヶ岳に登り
初冬の北アの絶景に心惹かれた我々。
 
あの絶景をもう一度ってことで
晴天予報が出た連休最終日に再び北アへ。
 
前日土曜は悪天で北アは雪となったが
日曜は天気が回復しド快晴の予報。
 
とあらば、
日曜の朝は雪景色のモルゲンロートが狙える!
 
手軽に北アの展望を楽しめる燕岳に登って
初冬の北アの大展望を楽しもうということに。
 
槍穂のモルゲンロートに間に合うよう
中房登山口を3時前に出発。
 
今回もロイさんを誘って三人での山行。
真っ暗な登山道をワイワイやりながら登り進む。
 
合戦小屋を過ぎると登山道は雪に覆われた。
 
空には満月が浮かび
月明かりに照らされた雪景色が美しい。
 
 
 
 
先頭を行くチビさんの
見事なタイムマネジメントで、
想定通り日の出10分前に燕山荘に到着。
 
薄っすらと雪化粧した山脈が
神々しく立ち並ぶ様は実に素晴らしい。
 
 
 
 
登山口から3時間ちょっとで
北アの絶景に出会えるんだから、
ここは日帰りで北アを楽しむには
ホント手軽でいいコース。
手軽だけに人も多いけど・・・
 
 
東の空がオレンジ色に染まり
ついに雲の隙間から太陽が顔を出した。
 
 
 
 
グッドタイミング!
周囲の峰々が赤く染まり始めた。
 
 
 
 
鷲羽、水晶の裏銀ラインの上に満月が浮かぶ
極上のモーニングショー。
 
 
 
 
期待通り、いや、
期待以上に素晴らしいモルゲンロート。
 
 
 
 
陽が昇るにつれ
月は影を薄めながら沈みゆく。
 
峰々の頂きに当たる光は山肌を駆け下り、
そして山は朝日に燃える。
 
 
 
 
刻々と変化する北アの冬景色が素晴らしくって
稜線での極寒の辛さも忘れ
いつまでも大絶景を眺め続けた。
 
 
 
 
陽が高くなり朝焼けが緩まる頃には
体はすっかり冷え切り寒さも限界。
 
 
 
 
燕山荘の喫茶室に逃げ込み
ストーブにあたりながらおでんをいただく。
 
 
 
 
この時間から喫茶室を営業してるなんて
さすが人気No1の山小屋。
登山者ファーストの対応がありがたい。
 
小一時間ほどのんびり暖をとり
すっかり陽が高くなったところで小屋を出発。
 
燕岳の山頂を目指す。
 
 
 
 
素晴らしいモルゲンロートを眺められ
既に今日の山行目的は果たしたので
燕岳の山頂まで行く必要はないのだが。
 
 
 
 
この素晴らしい天気の下で
今シーズン初の雪山を楽しめるとあらば、
このまま下山するのは勿体ない。
 
 
 
 
 
乾いた寒風を浴びながら頂きに向かった。
 
いよいよ雪山の季節だってことを
ひしと感じながら。
 
 
 
 
今年はどこの雪山やろうかって話に花が咲く。
 
常念、越百、爺ガ岳に黒部五郎。
 
 
 
 
年越しは今年も甲斐駒にしようか?
人知れぬ南蔵王なんかもいいぞ!
などなど・・・
 
 
 
 
 ラッセルに雪山テント泊、
今年も楽しみ!
 
冬山への想いがどんどん沸き上がった。
 
 
 
初冬の燕岳の頂きに立ち
忙しかった夏の山行の余韻に浸りつつ
冬山シーズンへの期待を膨らませた。
 
 
季節は変わった。
 
雪よ、早く降り積もれ!
 
 
 
お次は
いずこの山へ...
 
 

 

 
 
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【2017.11.03(金)】

 

久しぶりの山友と北アでリハビリハイク。

 

雨の週末が三週続き、ようやく晴れたこの週末、

久しぶりに山友ロイさんを誘って北アへ。

 

雨でひと月も間が開いたので

夏の間に北アの岩稜バリエーションで作り上げた体力はすっかり消え失せ、

普通の爺さんの体に。

 

これからの雪山シーズンに備え

また一から体を作り直さなければならない。

50も過ぎると体力維持って大変。

 

私とチビさんはひと月ぶりだが

仕事が忙しかったというロイさんは

二カ月ぶりの山とのこと。

 

お互い鈍った体を鍛えなおそうと

北アは蝶ヶ岳でリハビリ山行に励むことに。

 

11/3の朝、

三股駐車場でロイさんと半年ぶりの再会。

 

 
 
 
 
今日はここから蝶ヶ岳を
日帰りピストンする。
 
お互いの衰えっぷりを自慢し合いながら
のんびりお気楽ハイク。
 ロイチビコンビ、ずーっと喋ってるから
 
 
 
 
あんなことがあった
こんなこともあったと
ワイワイやりながら歩いてみれば
標高差1300mの登りも苦にならず
気がつけば森林限界を越え
山頂はもうすぐそこ。
 
 
 
 
 
冬らしい真っ青な空が広がる
素晴らしい天気に
少し雪を被った槍ヶ岳が映える。
 
 
 
 
 
 これこれ!
やっぱりアルプスはいいね。
 
 
 
 
 
今夏何度も登った穂高連峰が
薄っすら雪化粧したその様は
なんともかっこいい。
 
穂高を目の前に望める蝶ヶ岳を選んだのは
大正解だねってチビさんと納得。
 
 
 
 
右向いたり左向いたり
 雲一つないド快晴の北アを
想い想いに楽しんだ。
 写真撮ってる時のみ静かな二人
 
 
 
 
北穂東稜
前穂北尾根
明神主稜などなど、
今夏の岩稜歩きはホント楽しかった。
 
 
 
 
 
ここ蝶ヶ岳は
そんな山行を思い出させてくれる
素晴らしい頂。
 極上の景色をバックにドヤ顔の二人!
 
 
 
 
雨続きだったこの一ヶ月は
下界でのんびり過ごした。
 
夏の間は
休むことなく毎週山に登っていたので
この雨はいい休養になった。
 
 
 
 
 
だが、
三週も続けて下界でのんびりしていると
怠惰な生活に埋もれ
体を動かすのも億劫に。
 
 
 
 
 
この週末は久しぶりに晴れ予報、
下界のぬるい生活から抜け出そうって事で
ここ北アへやって来た。
 
 
 
 
 
たるんだ体に鞭打って登り
この絶景を目にすれば
やっぱり山はいいねって改めて実感。
 
今回の山行
山に登りたい気持ちが再燃したことが
何よりの収穫。
 
 
 
 
今夏挑んだ峰々を目にし
山への想いが益々活気づき
 
 
 
 
 
ケツがジンジンするほどのワクワク感が
体の中を駆け巡る
 
バリエーションを攻めるのもいいけど
景色を楽しむ山行も楽しいぞ!
ってことを思い出した。
 
 
 
 
 
 
 冬支度を始めたアルプスの峰々を目にし
もう直ぐやってくる雪山への想いが
フツフツと沸き上がる。
 
いよいよ冬山。
 
今シーズンは何処の雪山やろうか?
なんて話で盛り上がりながら
蝶ヶ岳の頂を後にした。
 
 
 
 
下りながら気が付いた。
 
そういえば
稜線には上がったけど
蝶ヶ岳の山頂踏んでなかったねって。
 
ピークを踏む価値を忘れてしまうほど
初冬の槍穂の景色は素晴らしかった。
 
 
さて冬山!
 
お次は
いずこの山へ...
 
 

 

【2017.10.08(日)-09(月)】

 
久しぶりに山を休んだ前週は
保育園に通う孫ちゃんの運動会の応援に。
 
毎週山で遊んでばかりいるので
こういう時は爺ちゃんに徹しておかないと
孫ちゃんに遊んでもらえなくなる。
息子と孫ちゃん
 
 
 
しっかり爺ちゃんの役目を果たしたので
翌週体育の日の三連休は山へ。
 
9月まで岩稜バリエーション三昧だったので
10月はのんぴりテント泊登山でも、
なんて考えていたけど
連休二日目と三日目は
晴天かつ9月中旬の陽気になるとあらば
やっぱり岩稜ルートに心惹かれる。
 
ここはやっぱり北アだよねって
チビさんと意見が一致。
 
ということで、またもや北アへ。
 
今シーズン挑んだ岩稜ルートの中から
最も面白かった前穂北尾根−明神主稜を
チョイス。
 
前穂北尾根には過去三度登っているが
いずれも5峰からの登攀。
北穂東稜から見た前穂北尾根8峰~1峰
 
 
 
 
今回はまだ歩いたことのない
末端の8峰から挑んでみることに。
 
前穂北尾根8峰 + 明神主稜5峰
合計13峰の岩稜バリエーション縦走。
 
こりゃいい案だって二人で納得。
 
 
日曜朝一で上高地入りし
キリリと冷えた梓川沿いの道を進む。
 
明日挑む明神5峰がカッコいい。
 
 
 
 
徳沢まで歩いて一休み。
ここで嬉しい出会い。
 
山友の風花さん、ムサママさん、Yuさんと
突然の再会。
 
北アのスペシャリストの風花さんと
徳沢で会えるなんてなんか素敵。
 
これから
奥又白池に行くとのことで
途中までご一緒させていただく。
 
 
 
久しぶりの再会で話も弾む。
 
以前と変わらず山を楽しんでいる皆さんの姿が
なんだかとても嬉しかった。
 
中畠新道分岐で風花さん達と別れたあと
最後の沢となるポイントで水を補給。
 
この先
北尾根、明神主稜を縦走するルートに
水場はない。
 
二日分の水5Lを汲む。
 
 
 
 
 
水にテント泊装備に登攀道具で
かなりの重量。
 
こんなに重い荷を背負って
岩を登れるの?
 
不安を抱きつつ紅葉ロードを登り進み
屏風のコルに到着。
 
 
 
 
目の前には前穂北尾根末端の8峰。
 
 
 
 
ここから一般道を外れ
バリエーションルートに入る。
 
いきなり藪漕ぎの急登。
 
木や草を掴んでの四つ足登攀。
 
 
 
 
道は悪いが
今年はこんなとこばかり歩いてるから
慣れたもんだ。
 
藪を漕ぐこと1時間で
 8峰ピークに到着。
 
 
 
 
広々としたピークからは
北尾根の全容を見渡すことができた。
 
その大きさ、遠さに目がくらむ。
ここまでも厳しかったが
まだ13峰中の1峰目。
 
 
 
 
 
次の7峰目指して先へ進む。
 
相変わらずの藪漕ぎ。
 
 
 
 
道は悪いが槍穂の展望は抜群。
 
更に1時間ほど進み7峰ピークに到達。
 
 
 
 
藪漕ぎはここで終了。
この先はお楽しみの岩登りの始まり。
 
岩稜ルートをたっぷり楽しんでやる。
足元には涸沢カール。
 
 
 
 
6峰の登りから岩場となり
面白さがグッと増した。
 
但し
岩は脆いのでかなり気を使う。
 
 
 
 
 
6峰ピーク下のタヌキ岩まで上がってきた。
 
間近でみるタヌキ岩は結構な大きさ。
大ダヌキだ。
 
 
 
 
更に登り進んで6峰ピーク。
 
未踏だった前穂北尾根の 8峰から6峰の
ピークを取った喜びに浸る。
 
だが今回の目標は
明神主稜を含めた全13ピーク越え。
 
残りは10ピーク。
まだまだ。
6のつもりらしいが、
どう見てもウルトラマンのシュワッチ
 
 
 
 
 
今日はこの先
5峰のピークまで上がる予定だったが
疲労が大きいためコルでビバーク。
 
重い荷を降ろし
地べたにひっくり返る。
 
頑張って担いできた水をがぶ飲み。
 
目の前には穂高の大展望。
キツかったけど最高の気分。
 
山登りで一番楽しい瞬間。
気持ちいいわ!
 
 
 
早めに夕食をとり17時半に就寝し
翌朝5時前までグッスリ。
 
いやよく寝たもんだ。
 
真夜中に物音で目が覚めた。
テント周りを何かが歩いてる。
 
人の靴音のように聞こえたが
きっとクマか鹿だろう。
 
靴音だったらちょっと怖い。
ビバークテント泊ではよくあること。
 
 
見事な雲海を眺めながら
出発準備を整える。
 
 
 
 
抜群の天気の下
6時前に登攀開始。
 
 
 
 
朝日を浴びて
北アの真ん中でクライミングなんて
超気持ちいいし!
 
 
 
 
振り返れば
歩いてきた北尾根が雲海に浮かぶ。
 
景色はいいし、岩登りは楽しいし
ここはホント極上のルート。
 
 
 
 
5峰ピーク手前まで登ってきた。
 
巻道があるが
全13ピーク越えを目標とする我々は
もちろん巻かずにピークを直登。
 
 
 
5峰ピーク到達すれば
目の前には朝日に染まる奥穂
迫力ある北尾根4峰。
 
何とも素晴らしい景色。
 
 
 
 
続いて4峰。
5峰より少し難度が上がる。

 

 

 

 

本来ここはルーファイを楽しむところだが
流石に3度目ともなると
迷うことなく4峰ピークに到達。
 
 
 
 
お次の3峰は
ロープクライミングを楽しめる
北尾根の最も面白いところ。

 

ザイルをつないで登攀開始。

 
 
 
 
いつもは軽く上がれる岩場だが
今日は荷が重いのでちょいと苦労。
 
バランスに注意しながら慎重に。
 
 
 
1ピッチ目を
いつになく冷や汗かきながらやり終える。
 
2ピッチ目からはコンテで
快適クライミング。
 
やっぱりここは最高!
 
 
 
 
高度感と展望を楽しみながら
3峰ピーク。
 
振り返れば
登ってきたピークが並ぶ。
 
この気持ち良さといったら..
 
 
 
 
ここまで来ると
前穂山頂はもうすぐそこ。
 
3峰から少しの登りで2峰ピーク
 
 
 
 
2峰ピークを懸垂で下り
ひと登りで前穂山頂に到達。
 
 
 
 
前穂北尾根の全8ピークを制した快感に浸る。
 
 
 
最高の達成感&やり切った感。
 
でもまだまだ。
 
お次は明神岳主稜の5峰。
 
 こちらも
北尾根同様カッコいい尾根。
 
 
 
 
 
前穂北尾根と明神岳主稜を合わせた
この縦走路は
たっぷりと岩登りを楽しめて
 ほんと最高。
 
早速明神岳主稜へ。
 
 
 
 
 
山頂下の大岩を越えると本峰ピーク。
 
山頂であることを示すものは
何もないシンプルさがいい
 
 
 
 
続いて2峰へ。
 ここは明神主稜の核心部。
 
難度的には前穂北尾根の3峰程で
快適なロープクライミングを楽しめる。
 
 
 
 
 疲れが出始めた体に気合いを入れて
登攀開始。
 
 
ホールドとなる岩に指を掛け
バランスを保ちながら体を引き上げる。
 
 
 
 
これくらいの岩場が
我々が最も楽しく登れるレベル。
 
これ以上の難度になると
泣きが入る。
 
 
 
 
2ピッチ目からはコンテで上がり
スラブを這って上がると明神2峰に到達。
 
 
 
残りは3峰。
 
既に昼を過ぎているため
ガスが広がる。
 
ガスから逃げるように3峰へ。
 
岳沢側のザレた岩壁をよじ登って
3峰ピーク。
 
 
 
 
 
ガスが飛ぶように流れ
慌ただしく晴れたり曇ったりを繰り返す。
 
 
 
 
コルに下って振り返ると
3峰の岩壁と2峰のピラミダルなピークが見事。
 
 
 
 
 
4峰ピークは歩いて登り
いよいよ最後
5峰ピークにあるピッケルを目指す。
 
全13峰のゴールに古びたピッケルがあるなんて
なんかいい感じ。
 
疲れた体に鞭打って
最後の岩壁を登る。
 
 
 
 
大岩を超え空が大きく広がると
ピッケルが現れた。
 
前穂北尾根8峰、明神5峰、
計13峰全部越えのゴール。
 
 
 
 
たっぷりクライミングを楽しめ
最高の達成感を味わえるこの二つの稜線は
極上の岩稜バリエーションルートであり
素晴らしい縦走路。
 
今回もホント楽しかった。
 
 
 
 
身も心も充実感に満たされ
最高の気分。
 
 
今年の北アの岩稜バリエーションは
今回で終了。
 
シーズン最後に相応しい
最高のバリエーション縦走で〆ることができ
大満足。
 
 複数の岩稜バリエーションを
テン泊しながら繋いで縦走する楽しさに
気付けた、いい山行だった。
 
来シーズンも楽しみだ。
 
 
 
お次は
いずこの山へ...