【2017.02.12(日)】
 
 
天気予報があまり良くない週末は
どこぞの山へ行こうかいつも悩む。
 
散々悩んだ結果
日曜の午前中は晴れ間がでそうな八ヶ岳に挑んでみることに。
 
八ヶ岳といっても北から南まで山は色々。
そんな中から今回は権現岳をチョイス。
 
天女山登山口から権現岳山頂までは
標識差1300m、CT9時間弱と、歩き応えは十分。
 
ガッツリ雪山を楽しむには持ってこいの山。
それに、登山者が少なくていい。
 
ということで
前日の土曜の日中にチビさんと八ヶ岳に向かった。
 
中央道を西に走り
まず向かった先は「みつ蔵」。
 
 
 
 
久しぶりにいただくみつ蔵の美味い蕎麦。
 
権現岳登山の前日から八ヶ岳入りした理由は
この蕎麦を食べるため。
ここの鴨汁が大好き
 
 
 
お目当ての鴨せいろに舌鼓。
 
さすが人気のお店。
閉店時間になってもまだ客が並ぶ。
 
店主に「ご馳走様、また来ます」と挨拶し
店を出た。
 
その後、
八ヶ岳のアウトレットで買い物。
 
 
 
しばし観光気分を味わい
その日は茅野市内に宿泊。
 
翌朝6時
道の駅小淵沢へ向かい
青いフォレスターを探す。
 
見つけたフォレスターの中から
ロイさん登場。
 
今日もロイさんとの山行を楽しむ。
 
3人で天女山登山口に向かい
7時に権現岳の頂き目指してスタート。
 
予報よりいい天気に嬉しくなる。
 
 
 
 
既にスタートした方も多いようで
しっかりとトレースが刻まれていた。
 
トップラッセラーに感謝。
今日はこのトレースを辿らせていただく。
 
このルートは三ツ頭まで登るのが大変。
 チビさんグローブを新調し、ご機嫌。
 
 
 
 
きつい傾斜の登りが続く。
 
トレーニングと思って、馬力を上げる。
 
 
 
 
 
前三ツ頭を過ぎると
所々で展望が開けた。
 
 
 
 
南ア、中アの展望を楽しみながらひと登り。
 
そして三ツ頭に到着。
 
 
 
 
ここまで四時間。
ちょいと、いや、かなり疲れた。
 
やっとのことで登りつめた三ツ頭だが
そこから見る権現の遠さに
気分が萎える。
 
 
 
 
風は強くて寒いし
空には雲が広がり始めたし
疲れたし...
 などと
撤退要因を頭の中で並べる。
 
その弱さが情けない。
 
 
だが、それにも増して
あの急峻な頂きに立ちたい
という思いが強い。
 
一時間後
あの頂に立っている姿を思い浮かべ
弱気な気持ちを吹っ飛ばし前へ進む。
 
 
 
 
こちらはへトヘトだが
ロイさんは全く疲れた様子はない。
全然余裕ね
 
 
 
CT26時間のコースを1日で歩いてしまうという
わけが分からぬほど健脚なロイさん。
 
これくらいで疲れるわけがない。
CT26時間を日帰りって...ないわ~
 
 
 
こういう強い人と歩くと
こちらも鍛えられるので嬉しい。
 
権現の頂き目指し、
気合い注入!
 
 
 
 
チビさんも口では疲れたと言いながら
その足取りは軽快そのもの。
 
単独で北鎌をやるほどのつわ者だけに
その脚力はさすが。
女性ソロで北鎌って、ないわ~
 
 
 
 
そんなクレイジーハイカー共と
権現への最後の登りに取り掛かる。
行くよ~!
 
 
 
疲れてはいたが
山頂が近いと思うと力が出た。
トップラッセラーの苦労の跡が伺える
 
 
 
 
山頂下のトラバースを慎重にやり過ごすと
トップの方が山頂を折り返して下ってきた。
 
トレースのお礼を伝える。
 
 
 
と同時に、
トップで登り切った満足気な表情を見て
羨ましさと、少しの悔しさを感じた。
 
 
 
 
 
そして最後のビクトリーロード。
 山頂のV字岩を目指す、まさにビクトリーロード
 
 
 
 
山頂のV岩峰に向かってひと登りし
5時間15分で山頂到達。
 
 
 
 
長い時間をかけて達した頂は最高!
 
 
 
 
南八ヶ岳の展望が良い。
 
特にここから見る赤岳、阿弥陀岳のツインピークは見事。
 
 
 
 
思い思いに山頂からの景色を楽しんだ。
ギボシへの稜線、歩いてみたい
 
 
 
北西の空に黒い雲が広がり始めていた。
 
せっかく達した山頂ではあったが
帰りの長い道のりのことも考え
下山することに。
 
下山後の温泉と夕飯を楽しみに
スタスタと山を下る。
 
 
 
 
15時40分に登山口に戻り
8時間40分の山行を終えた。
 
 
道の駅小淵沢の温泉で汗を流し
〆の夕飯は「ほうとう」
 
 
 
 
ハードな山行を終え
いつもの如く三人でワイワイと食事。
これが楽しい。
 
今回も楽しい週末に
たっぷりの満足感を得られた。
 
このところ
楽しい山行ツアーが毎週のように続く。
 
いい流れ!
 
この流れが
普段の生活のリズムにも同調。
 
いい山行が
いい生活サイクルを回してくれる。
 
この流れに乗って
来週も山を楽しもう!
 
 
 
お次は
いずこの山へ...
 

 

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