・焼石岳登山
ムフフッ・・・
余談だが、チビさん
【2016.06.11（土）】
この週末は以前から一度見てみたいと思っていた
焼石岳のハクサンイチゲの大群落を見に行くことに。
ハクサンイチゲの群落と言えば
平標山やえぶり差岳などがよく知られているが
この焼石岳はそれらを上回る規模とのこと。
山上に咲き広がる大群落を楽しもうと
高速を飛ばして遥々岩手までやってきたのだ。
朝5時に中沼登山口の駐車場に到着。
30台ほど停められる駐車場はほぼ満車。
わずかに残っていた駐車スペースに車を滑り込ませる。
早朝の山奥にこれほどの車が停まっているとは・・・
これを見るだけでも大群落の人気のほどがうかがえる。
そんな多くの車の中の一台からある男が現れた。
前々週は新潟で．．．
前週は長野で．．．
そして今週は岩手で・・・
どこに行ってもいる
いるいる・・・
いるいるロイさん！
いや～岩手は遠くてさすがに疲れましたよ。
ということで
今日もロイさんと楽しく山登り。
そしてそして
ハクサンイチゲ見たさにこちらのお二人
チビさん&ユキさんも。
って、結果的にはいつものメンバー。
そんなとことん山好きな四人で
今日も朝からワイワイやかましくスタート。
沢音を聞きながら明るい樹林の道を進む。
所々にミズバショウの花が咲き残る。
終わりかけのミズバショウは巨大化してしまい
本来の可憐さは見られずちょいとマヌケな感じで面白い。
今日も朝からよ～喋る二人。クマ鈴いらずだ。
清々しい中沼、周囲に咲く花々を楽しみながら
緩やかな坂を登り進む。
青空の下、気持ち良いトレッキング。
道には所々に雪が残る。
緩んだ雪に注意して進むが、
しゃべり過ぎて油断し
お約束のようにすってんコロりん。
チビさん、何やってんすか？
樹林帯を抜けると見事な景色が広がった。
残雪の山々、流れ落ちる雪解け水
そして
お待ちかね、ハクサンイチゲのお出まし。
道端に数株のハクサンイチゲ。
進むに連れその数は増し
いつの間にやらあたり一面花の園。
姥石平
期待通りの見事な景色。
足が全く進まない。
素晴らしい花園、見事な展望のせいで
目の前の山頂になかなか辿り着くことができない。
ようやく辿り着いた焼石岳の山頂で一休み。
焼石岳 （二百名山）
お昼にするにはまだ早いので
この先の東焼石岳まで足を延ばすことに。
山頂を過ぎ、
展望良きグリーンロードに踏み入る。
こちらは花園とまではいかないが
気持ち良いトレッキングを楽しめる。
気持ち良い道なのだが
なぜかみんなの口数が少ない。
疲れたか？
いやいや、健脚揃いだ。
これくらいで疲れるはずがないし
疲れで口が止まるはずもない。
もしや、
あまりの絶景に感動して言葉も出ないとか？
いや、無いわ～
喋り頭のチビさんの口が止まった原因はただ一つ。
腹が減ったに違いない。
ということで
スピード上げて東焼石岳の頂を目指す。
しか～し
ここで最大の難所に差し掛かる。
凄いのだ。
先ほどの姥石平をしのぐほどの広大な花畑が現れ
ピタリと足が止まってしまった。
空腹を忘れるほどの見事な花園。
これが焼石岳の大群落か。
どれだけ写真を撮っても飽き足らない。
まさに楽園。
撮る撮る撮る撮る！
かなりの時間をかけ、ようやく山頂に辿り着く。
ここで花を見ながらランチタイムに。
今日はチビさんがそうめんランチを用意してくれた。
みんなで手分けして食材を準備。
ロイさんは生姜すりおろし係。
ということで、
生姜するするロイロイ！
そうして出来上がった見事なランチ。
チビさんの女子力に感心しきり。
山頂そうめん、お見事！
花を見ながら美味しいそうめんをいただく。
焼石岳、最高！
ロイさん、酔っ払ったオッチャン、みたいな．．．
楽園の花園を見て胸いっぱい、
美味しいそうめんを食べて腹いっぱい、
遥々やって来た岩手、焼石岳の頂で
幸せな気分に浸りまくる山人たち。
って、浸りすぎじゃね？
食ったら寝る寝る・・・
20分ほど気持ちよく昼寝。
目が覚めて辺りを見渡せば花の園。
これは夢か現実か・・・
いつまでもここに留まりたい気持ちを抑え
荷をまとめて下山開始。
いつの日かまた来よう。
下るにつれ花は減り、口数は増え・・・
一山登り終えると喋り過ぎて喉がガラガラになるそうだ。
おかげで
今日も賑やかで楽しい山行となったのだった。
その後
近くの温泉に入って疲れを癒し帰路につく。
途中、焼石岳と夕陽の美しい景色。
最後まで我々を楽しませてくれた焼石岳に感謝。
いい気分で奥州、焼石岳をあとにした。
帰る途中、仙台で一旦高速を降り夕食に。
仙台といえば牛タン。
いや～最高、
何も言えね～！
今回もいい山旅でした。
お付き合いいただいた皆さんに感謝。
焼石岳のハクサンイチゲ鑑賞登山のお話でした。
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話は変わるが
先日
ハリー隊長が15年の生涯を閉じた。
我が家族の心をどれだけ癒してくれたことか・・・
Thank you Harry R.I.P
おしまい。
お次は
いずこの山へ・・・