・白馬岳 残雪期 日帰り登山

【2016.06.04(土)】


この週末は東北方面の山で
ハクサンイチゲの大群落を見ようと計画していたのだが
週末になってロイさんから残雪期白馬をやろうとの誘いが入った。

どちらにも行きたい。

悩んだ挙句
ハクサンイチゲを翌週にずらし
白馬に参加させていただくことに。

ということで土曜の早朝、猿倉登山口へ向かった。

集まったメンバーは
ロイさん、チビさん、イガイガ隊長、ヤーともさん、
そして山では今回初めてご一緒させていただく
丹沢の女王ムサママさんの6名。


猿倉荘P



いずれ劣らぬ強者どもが
晴天の下、猿倉を6時過ぎにスタート。





林道から登山道に入ると
周囲には様々な花が咲き広がった。

二輪草、キヌガサソウ、
シラネアオイにサンカヨウなどなど


青空の下
花々を楽しみながら楽しいトレッキング。


今日も喋るわよ!的な...



ここから大雪渓を通って山頂までは
CT5時間50分、標高差は1700mもある。


今回のメンバー、健脚揃い。



長丁場ではあるが
先週のロイチビコンビに
今回はムサママさんが加わり
相当賑やかな山行になりそうだ。

姉さん方のトークの勢いに乗って
山頂まで一気に登っちゃおう⁈


白馬尻小屋を過ぎたところで目の前に大雪渓が現れた。





アイゼンなどの装備を整え雪渓を登り進む。







厳しい傾斜だが
雪渓を吹き渡る涼風と楽しいトークのおかげで
テンポ良く登り進むことができた。

忘れ物王のチビさん、
今回はサングラスを忘れムサママさんにゴーグルを借りる。




トークのオカズは勿論ロイさん。

姉さん達にイジられる。


そのウキウキポーズ、ちょっと違うのよね~




ムサママさんのウキウキポーズはさすが!






などと、ワイワイガヤガヤやりながら
予想通りの楽しい展開。

この勢いでどんどん登って行く。


ビ、ビール飲み・・・




先頭を引っ張るのはヤーともさん。

今日はいつもとはギアが一段違った。





厳しい傾斜もなんのその
凄いスピードで登り進んで行く。


実は、やればできる子




そのスピードに引っ張られ
更には
姉さん&ロイさんのトークに引っ張られ
グングンと高度を上げていく。






杓子岳側の谷筋では
カラカラと音を立てて頻繁に石が転がり落ちる。

絶えることのない楽しいトークに
山もカラカラと笑っているかのようだ。


落石もなんのその、ご機嫌なお二方



大雪渓を越えても雪道が続いた。

急傾斜のトラバースなどもあり
登山道は飽きることがない。


迫力あるトラバース



そうしてようやく稜線に上がると
剱岳の見事な展望がお出迎え。






久しぶりに目にするアルプスの大展望に感激。







残雪のアルプスの素晴らしさに見とれていると
東側から徐々にガスが湧いてきた。

ということで
一気に山頂まで行くことに。






最後はムサママさんに引っ張ってもらい
喘ぎながらも山頂到達。


ヘルメットはお揃いだった。




山頂到達の達成感に浸りながら


隊長、最高の笑顔!




じっくりと山頂を楽しんだ。

劔をバックにeriちゃんポーズ




写真を撮ったり...


撮ってとばかりにポーズを決める、ちょっと面倒くさい人



雷鳥を観察したり...






以前歩いたルートを懐かしく眺めたり...


いいコンビだわ・・・




喉を潤したり・・・




飲む飲む・・・





飲む飲むロイさん!




などなど
我々だけの貸切の山頂をたっぷりと楽しんだ。





山頂集合写真はダラダラ風で




いよいよ山頂にもガスが湧き上がってきたので
山頂下の山荘まで降りることに。







小屋の前で軽く昼食を取りしばし休憩。


陽が雲に隠れてしまい気温が下がった。

体が冷えてきたので下山開始。







雪道の下りは早い早い。





途中で発生した大きな落石に驚きながらも
一気に山を下っていった。





4時半に無事下山。

楽しかった白馬岳登山を終えた。


お疲れさん



登山は終わったが
お楽しみはまだまだ続く。


温泉で汗を流した後は
美味しい小籠包を食べに!


熱っ、けど、美味い!



先週は平標に登って湯沢でへぎ蕎麦食べて
今週は白馬登って小籠包食べて

毎週楽しくてたまらない。


今回残雪の白馬岳登山を企画してくれたロイさんに感謝。

一緒に登ってくれた方々に感謝。


最後にまた会おうと約束し
各々帰路についたのだった。


この週末は東北のハクサンイチゲを観に行こうか
白馬岳に行こうか迷ったのだが、
白馬に来てとても楽しい時を過ごすことができ
結果的には大正解! & 大満足!


良かった~!


以上、梅雨入り前の白馬岳
残雪期登山のお話でした。


おしまい。



お次は
いずこの山へ・・・