・平標山

【2016.05.28(土)】


この週末は土曜日のみ山へ。

のんびり日帰り登山を楽しもうと
久しぶりに山仲間を誘ってみた。

さすが毎週のように山に入っている仲間たち
直前の誘いにもかかわらず二つ返事でOKしてくれる。

メンバーはチビさん、ロイさん、雪さんと私の四人。

そろそろ花が咲き始めたであろう平標山の花を狙うことにした。

土曜の朝、平標登山口で久しぶりの再会。


と言っても
ブログやFBで各々の山行を確認し合っているので
久しぶり感はない。




9時に登山口をスタート。

平元新道から山の家経由で平標の頂を目指す。

お尻を怪我しているチビさんに合わせ
ゆっくりペースで行こうとの事だったが
先頭のチビさん
いつものペースでグイグイ引っ張る。

怪我の心配は不要のようだ。





歩くペースもいいが、口の方も止まらない。

ロイさんとチビさん
この二人、
毎度のことながらずーっと喋りっ放し。

おかげであっという間に山の家に到着。

久し振りに撮る撮るロイさん




平標、仙ノ倉、エビス大黒の頭の雄大な景色が目の前に迫る。

一息入れて喋り疲れを癒し
再スタート。





道の両脇に花が現れ始めた。

イワカガミ、シャクナゲ、ハクサンコザクラ
その他名の分からぬ(思い出せぬ)色とりどりの花々。

さすが平標山
ロイチビコンビの口数を減らすほどの見事な景色。






各々が撮る撮るモードに入った。

この花、何だっけ?
アレだアレ・・・






夏山のシーズン始め、
久しぶりに見る花の名前がなかなか出てこない。

出てこないのはシーズン始めのせい?
歳のせいでは? なんて・・・





そして平標山の頂に到着。

標高差千メートルを登ってきたのだが
みんな口を揃えて「そんなに登った?」





この先の谷川岳まで縦走できちゃいそうな「喋り」の勢い。

だが、喋り過ぎて腹が減った。




仙ノ倉との鞍部まで下ってお昼にすることに。

山頂を少し下ると見事な花畑が広がった。





まだ咲き始めではあるが
黄色、白、紫色、彩り豊かな花々。






その中でも存在感を示すのはハクサンイチゲ。

根強さと清楚感ある白い花は
私のお気に入り。





鞍部まではわずかな距離であるにもかかわらず
素晴らしき花畑のせいで足が進まず時間がかかった。
お花最高!



花に囲まれた鞍部のベンチに辿り着き
そこで荷を下ろした。

花の最盛期は人で溢れるこのベンチも
咲き始めのこの時期はすいている。

今日はチビさんがランチを用意してくれた。

荷をほどくと、
次から次へと出てくるチビさん's手料理。





あっという間に見事なランチが並んだ。

サラダに唐揚げに卵焼き
五穀米にカレーにポークビーンズと・・・

とても山での食事とは思えない多種多様な料理

もちろん味も抜群!

どれも美味しく、
中でもポークビーンズは最高!





そして美味しいランチの後に
デザートもどうぞと出てきたのはバースデーケーキ。

明日52歳になる私のためにケーキまで作ってきてくれたのだ。





チビさんの見事な女子力にはすっかりやられてしまった。


展望良き山の上、
彩り豊かな花畑の中、
そんな最高のシチュエーションで祝っていただいた誕生日は、
泣けるほど嬉しいものだった。





食べて笑って楽しく過ごすこと1時間半
気がつけば時刻は2時に。

下山するのが面倒になるほどくつろいでしまった。

楽しいランチタイムをおひらきにし
荷をまとめて下山開始。

ちょっとお尻が痛くなってきたかも...




松手山コースを下る。

途中、ハクサンイチゲの群生を発見。






撮る撮るモードに!





その後
絶えることのないトークの勢いに乗って
軽快に山を下りる。





チビさんのボケっぷりとロイさんの突っ込みは
最高のコンビネーション。





そのおかげで下りもあっという間。






8時間の山行を終え登山口に戻った。

足腰の体力的疲労より、
顔の頬筋の方が疲れたような楽しい山行だった。





その楽しさの余韻に浸りたく
温泉に入り湯沢で夕食を共にする。

魚沼名物の「へぎ蕎麦」を食し、
楽しかった山行を終えた。





今回久しぶりに山仲間との登山を楽しんだ。


ソロでの登山とは違い
仲間との山は笑いや喜びを感じることが出来る。

チビ&ロイさんの弾丸トークで笑い
雪姉さんの人生相談で心癒される。

本当に楽しい山行だった。

いつの日かまた一緒に登ろうと誓い合い
皆んなと別れたのだった。



そんな
平標山、花見登山のお話でした。


おしまい。


お次は
いずこの山へ・・・