「わかっている」よりも大切なこと。 | ふだん着のコーチング

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ふだん着のコーチングを推奨している、メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

時折、こういうことを言われたりします。

 

「キングさんは自分がうつ病だったから、

 うつの人のことがよくわかるんですよね」

 

うん。確かにその一面はある。

例えば精神科の雰囲気とかね。

あれ、行ったことがないとわかんないし。

 

症状もまあ共通している部分もあります。

不眠とか倦怠感とか肩こりとかとか。

 

僕は確かにうつ病でした。

だから自分の経験についてはよくわかります。

 

でもこの仕事をしてわかったんだけど

 

「人によって症状はバラバラ」

 

だということ。

 

だから僕がうつ病だったからといって

すべてのうつの人の気持ちがわかるかというと

全然そんなことはないんです。

 

これは僕に限らず、例えばアスリートコーチなんかも

自分がやってない競技とかはわからない面もある。

ビジネスコーチも同じですね。

恋愛コーチもそう。自分の恋愛体験=人と同じじゃない。

 

コーチという仕事をしていてつくづく思うのは、

 

「わかっている・知っている」

 

よりも

 

「わかろうとする・知ろうろする」

 

の方が何百倍も大事ということ。

 

僕たちは相手のことを完璧に理解することは出来なくても

わかろうとする・知ろうとする努力はいくらでも出来る。

 

それが対人支援の基本だと思います。

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僕のブログ、メルマガは著作権フリーなので、
自由に転載・流用してくださいね。

出来れば「キングさんが言ってた」と付け加えて
もらえるとちょっと嬉しいかな。(#^.^#)

 

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