２０人に１人
この数字なんだかわかりますか？
これは、
日本人のうつ病生涯発症率
と言われています。
出所を忘れたので、今ググッてみたのですが、
厚労省のＨＰに３～１６％と出ていたので、
まあまあ間違いではないかなと。
２０人に１人が多いか少ないか？という話ですが、
ちょっとイメージつきにくいですよね？
なので具体的にイメージしてみるとこんな感じ。
・学校のクラス４０人のうち二人がうつ病になる可能性あり。
・４人家族が５世帯並ぶ住宅で、その中から１人がうつ病になる可能性あり。
・従業員１００人の会社から５人がうつ病になる可能性あり。
環境とか個人的要因もあるから、一概にはいえないけど
統計から試算するとこんな感じ。
結構多くないですか？
しかもこれ「うつ病」だからね。
もしかしたら、適応障害とか、自律神経失調症とかで
診断されているのは省かれているかもしれないし、
そもそも病院に行ってない人もいるので
実際には、うつ病もしくはそれに近い状態の人は
かなりいるかも知れない。
ということ。
あと、基準値が変化してきているので、
絶対的に正しいとは言い切れないけど、
うつ病を含む気分障害で医療機関を受診した人の数は
1999年 44.1万人
2002年 71.1万人
2005年 92.4万人
2008年 104.1万人
2014年 112.2万人
※いずれも厚労省の発表による
となっていて、１５年間で３倍になってます。
僕は医者じゃないので、詳しくはしらないけど
こんなに短期間に急増している疾患って
僕の知る限り発達障害くらいじゃないのかな？
確かにここ数年でいわゆるメンタルクリニックの数は物凄く増えています。
それだけニーズがあるということなんですよね。
そりゃあ3倍だからね。
なぜ増えているのか？という原因を追究すると
まあ色んな説が飛び交うので止めておきますが、、
少なくとも苦しんでいる人が増えているのは事実です。
僕はねえ、やっぱり予防に本腰を入れる時期が
来ているんだと思っているんです。
うつ病にならないようにする。
うつ病にさせないようにする。
そういうことが必要なんじゃないかなって。
でも、まだやっぱりいろんなことは回復に意識が向いている。
病院もそう。カウンセリングもそう。
職場のメンタルヘルスが義務化されているけど、
話に聞くと研修のほとんどは
うつ病リスクのある社員をどうするか？
社員がうつ病になったらどうするか？
に特化していて、
そもそも
そうなる前にケアし合える環境づくり
という観点はなかったりします。
僕はコーチには
この分野を担うことが出来ると思っていて、
コーチはこういう知識やスキルを
積極的に身につけるべきだと思っているんです。
多分、「成功したい」「「夢を叶えたい」という人よりも
２０人に1人の方が圧倒的に多いと思うから、
やりがいあると思うんだけどなー。^_^;
コーチのみなさん、いかがですか？
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