【韓国】「鵜経済」現象 材料・部品の対日依存度が高い | ブログ?何それおいしいの?
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伸ばし広げる日本の電子産業...業界の影響は?素材·部品などの高依存...国内企業の対日依存度高く、対策至急
ソニー、UHD TV超強気見せサムスン·LGなどの競争は避けられない
2013-11-23 12:49



長年の実績不振で評判が衰退した日本の電子産業が再び伸びている。
日本の電子産業の復活が、国内のエレクトロニクス業界に対してどのような影響を与えるの国内経済研究所と業界関係者の関心も高まっている。
特に日本の電子メーカーは、国内の電子メーカーに主導権を奪われたTV市場で超高画質(UHD)TVが強気を見せている。
また、半導体、ディスプレイなどの部品や素材の部分での技術競争力と世界シェアを元に、国内のエレクトロニクス業界を脅かしている状況だ。
23日業界によれば今年の下半期に日本の電子業界が、強度の高い構造調整と円安をもとに、昔の電子大国の威信取り戻すに乗り出している。
国内の主要経済研究所は、このような日本の電子業界の歩みを指定しながらも、国内の電子メーカーの対策が急務だと指摘している。
LG経済研究所の「日本の電子産業、TV・自動車・部品を足場に再跳躍を狙う」レポートは、日本電子メーカーは技術力をもとに、TV市場の主導権を握っていると分析した。
特に、サムスン電子とLG電子など国内の電子メーカーが、次世代の食と名指ししているUHD TV市場では、ソニーの地位は圧倒的だ。
市場調査会社であるディスプレイサーチによると、今年上半期のUHD TV市場では、ソニーはシェア37.8%で1位に上がった。
LG電子は14.2%で2位、サムスン電子は4%で7位に終わった。
国内メーカーは、UHD TVを主要な成長動力としているが、ソニーに大きく押されている状況である。
UHD TV市場は来年、中国、ブラジルなどの新興市場のアナログ放送終了とワールドカップ、オリンピックなどのスポーツイベント好材料として全世界TV市場を主導することを示しソニーの強気は、国内メーカーに大きな負担になっている。
ソンジヨウンLG経済研究所責任研究員は報告書で「日本の電子産業はTVや自動車の分野では、新しいユーザー体験を模索するなど、回復のために努力している」とし「日本は大企業、中小企業を問わず、丈夫な技術力とノウハウを備えた一方、国内では少数の大企業に生産、輸出、研究開発(R&D)などが偏っている」と指摘した。

サムスン電子とSKハイニックスなど国内電子メーカーが世界の1、2位を占めているメモリー半導体とディスプレイメーカーも日本の躍進が負担になる。
ポスコ経営研究所の「日本はどのように素材大国になったか」報告書によると、日本メーカーの半導体·ディスプレイなど素材関連分野で圧倒的なシェアを占めている。
特に、これらの素材·部品の競争力をもとに、自動車·医療など新成長動力の発掘にも乗り出している。
現在、日本では、半導体プロセスのための必須の材料である感光性樹脂(フォトレジスト)は、世界シェア99%、シリコンウエハは69%を占めている。
ディスプレイ分野でも同じだ。
液晶画面には欠かせない偏光板保護フィルムは、日本が100%占有している。
特に国内メーカーも、このような日本の素材部品への依存度が高く、対策が急がれる状況だ。
ポスコ経営研究所首席研究員は報告書で"国内素材·部品分野の対日貿易赤字は依然として高い水準を持続し、「鵜経済」現象が固定化されている」と指摘した。
「鵜経済」現象は、材料・部品の対日依存度が高く、輸出で得た実質的な利益をほとんど日本に奪われる現象を指す。
実際に、このような対日依存度が高い中で、貿易収支も継続的に悪化している傾向にある。
韓国貿易協会国際貿易研究院によると、昨年の韓国の素材·部品の総貿易収支は909億ドルで、黒字を記録たが、日本では、まだ222億ドルの赤字を記録した。
2007年の188億ドルに比べてさらに赤字が大きくなった。
国際貿易研究院研究委員は、「素材の部分の競争力がまだ日本に遅れをとっている状況で、部品分野では、中国の追撃が激しくなっている」とし「国内の部品·素材業界の地位を強化することができる対策が急がれる」と指摘した。