第15回『P-act文庫』。4月 | P-actのブログ

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京都の演劇スペースP-actです。

第15回『P-act文庫』でした。

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初顔合わせの女性三人です。
さっそくご紹介しましょう。
写真は、例によって、
19日のゲネのときのものです。
撮影は、飛鳥井とま~しゃ、ま~しゃありがとでした。

まず一番手!

菊池 寛 作 「納豆合戦」

読人は、藤原美保


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大正時代の作品です。
主人公の少年が11、2才の頃、
ガキ大将の友達と一緒に
目の不自由な納豆売りのおばあさんにいたずらをしてしまいます。
一銭の納豆を買うふりをして、二銭のを持っていくのです。
おばあさんは目が見えないので気づきません。
少年たちは手に入れた納豆で雪合戦のように投げ合ってみんなで遊びます。
それを続けるうちに、
警官が現れ。。。
とまあ、こんなあらすじです。

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藤原さんは、7年ほど役者の勉強をされ、
最近、関西で舞台に立つ機会が増えてきたそうです。
とても聞き取りやすい綺麗な声でした。

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司会は、千種みねこ。
それにしても、
納豆売のおばあさんがいい人でよかったです。


続く2番手は、

竹内與惣松(よそまつ) 作 「激動の歴史(とき)」

読人は、藤井美津子


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さきごろお亡くなりになった、
読人のお父様が書かれた自分史です。
滋賀県出身の筆者が、15歳の頃、
自ら満蒙開拓団に参加するまで、そして、満州に渡ってからの実話。

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15歳だったときの父親を知る機会って、
そうそうありませんよね。
そして、
昭和12、3年の時代の少年ってすごいなあと思いました。
なんといっても実話ですし、
登場する人は、その時代にほんとに生きてた人なんですものね。

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お父様の思い出の着物を着る機会ができて
よかったです、と嬉しそうでした。


そしてラスト!

吉田甲子太郎 作 「負けない少年」

読人は、飛鳥井かゞり


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アラスカのエスキモーの話です。
13歳の少年が、一人で狩りに行き、
北極熊を見事に仕留めてくる。
皆はその狩りの方法を知りたくてたまらない。
悪魔の仕業だの、まじないだのとうわさが広がる。
解明するため、
二人の狩人が、そっと後をつけていく。
すると。。。
というようなあらすじでした。

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さて、今回の衣装の共通点は?
ちょっとわかりにくいのですが、
「花」でした。
司会も「花」柄で合わせてくれて、華のある女性4人(=^・^=)

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今月のしおり~。

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お客様に手伝ってもらって、
バラシも早く綺麗に出来ました。
マキノ君、藤居さん、貝田君、寺本君、冨山さん、
ありがとうございました~!!!!

健康にソフトドリンクで打ち上がりました~!!!

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さて、
次の『P-act文庫』は、

5月25日(日) 14時~ と 17時~ です。

いつもより1時間遅い開演です、お間違えなきよう。。。



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