京都の演劇スペースP-actです。
3月30日(日)『P-act文庫』小中高生大会でした。
いつもは前日夜、仕込みとゲネをするのですが、
小中学生には酷なので、仕込みだけをしました。
出演者ののんび∞りく君と、
司会のなっちゃんが仕込みを手伝ってくれました。
看板用のバルーンアートを山ちゃんが作っていると、
僕も私もと作りだし、
ものすごい集中力で、手伝っているやら、遊んでいるやら。。。
でも楽しい仕込みでした。
出来上がったのがこちらの、命名「フレッシュさん」。
実は、山ちゃんが自分で作ったのに、
出来上がりが気に入らなかったらしく、
アーティスト魂に火がつき、
夜中に作りなおしてくれたのでした。
ありがと、山ちゃん。
のんび∞りく君となっちゃんが作った犬?も飾り付けました~。
さて、
雨風が激しく、お客様には気の毒な天気でしたが、
いよいよ開演!!!
一番手は、
藤本共美 作 『口紅』
読人は、新井のどか
のどかちゃんのおばさんのオリジナル作品です。
短い作品でしたが、
女の子なら誰もが経験したことのあるような、
部屋に誰も居ない時にこっそりお母さんの口紅を塗ってみる、
ドキドキ感。
かわいかったです。
そして、司会進行もフレッシュな高校生なっちゃん!
全員に年齢と出演動機を聞きます。
二番手は、
重松 清 作 『ケンタのたそがれ』
読人は、のんび∞りく
のんび∞りく君、緊張してましたね~。
お父さんが亡くなって、お母さんはパートに、
友達は塾に行き、
一人ぼっちの夏休みの小学生の真情を語ります。
お父さんに似た人を見つけたあたりで、
感情移入したのか、全力投球してしまった、
のんび∞りく君、
立ってられなくなっちゃって、
心配しましたが、
最後まで頑張りました!
なっちゃんと話しているときには気分も落ち着いたようで、
安心しました。
三番手は、
さくらももこ 作 『乙女のバカ心』
(もものかんづめより)
読人は、しげよしめい
題名通りの乙女な衣装で登場です。
乙女なさくらももこを、さくらももこ自身もですが、
めいちゃん自身が馬鹿にしている感じが、
とてもおもしろかったし、
たくさん笑いが起こっていました。
読み終わった顔はみんないい顔です。
ラストの四番手は、
佐野洋子 作 『100万回生きたねこ』
読人は、塚原 茜
司会のなっちゃんと同い年、
ただいま演劇部のあかねちゃん、落ち着いてます。
タイトルは知っていても、
中身忘れちゃったという人もいるのでは?
素敵な話ですよね。
しっかり前を向いて語ってくれました。
フレッシュ小中高生大会!
司会のなっちゃんも、
作者について、興味ある説明をしてくれました。
おまけに、P-act企画の宣伝までしてくれました。
ありがとです。
さて、毎回お楽しみの、
出演者の衣装の共通点、わかりましたか?
今回は司会者も共通してますよ。
みんなで指さしてくれました。
これでわかりますかね?
答えは、「☆」でした。
未来の星! 希望の星! ですね。
楽しそうな集合写真!
16時の回は、お客様が多く、
暑くてつらい思いをさせてしまいました。
申し訳ありません。
これからの季節が思いやられるP-actです。
でも、赤ちゃんが、
開演前のみんなを和ませてくれました。
ゲネをふくめると通算3回通したのですが、
みんなさすがに若いっ!
打ち上げは、お母さんたちやお手伝いの方で大賑わいでした~。
皆さん、お疲れ様でした。
また夏休みにフレッシュ大会を開催できればと思っています。
さあ、
大人も負けていられません。
次回『P-act文庫』は、
4月20日(日) 13時~と16時~
お二人、フレッシュな初登場です。
4月も半ばだともう暑いかもしれません
暑さをふっ飛ばして,熱く頑張って語りま~す。