ひたいのしわ治療としてはボトックスやヒアルロン酸などが有名です。
でも、42才で美容外科医になった形成外科専門医のわたくしは
不思議に思います。
一重だったり目が細かったりまぶたが厚ぼったかったり
皮膚がたるんでいたり眼瞼下垂だったりして
まぶたが開きにくいと
ひたいの前頭筋に力が入る結果として
ひたいのしわができます
ひたいのボトックスやヒアルロン酸や
前額リフト・額挙上などひたいの施術や手術のほうが
いわば対症療法であって、
ひたいのしわは、まぶたのたるみが改善するとかならず改善するので
まぶたの手術が根本治療です。
特に眉下切開がひたいのしわの最も効果的な治療だと私は思います。
実際、眉下切開では高度の眼瞼下垂以外の９９％の人で
ひたいのしわが劇的に改善します。
また、ボトックスでは前頭筋が弱くなり重力に抗する力も弱くなるので
まぶたがたるんだと言われますし、
ヒアルロン酸では強力な水分保持力のためむくみやすくなります。
前額リフト・額挙上では、ひたいのしわが改善して目の開きが良くなるけど、
まぶたからの距離が遠いのでまぶたに対する効果は出にくく
たくさん皮膚をはがして、たくさん出血するので手術の規模としては大変大きな手術となります。
一方、眉上切開は傷跡が目立つので
顔面神経麻痺で眉毛の高さの左右差が激しい人以外に行うと
かならず叱られる手術です。
眉下切開についてはこちら
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