皮膚があまっている人のリフトアップ | たるみ治療Dr境のブログ

たるみ治療Dr境のブログ

美容外科医・形成外科専門医 境が
日々の症例を解説いたします。

20kg激やせして老けました。ほうれい線やマリオネットラインが目立つようになってしまいました。

 

やせてたるんだような場合、どう考えても普通の老化現象よりもあまった皮膚が多いですよね。

糸のリフトじゃ無理ですよね。

やっぱり、皮膚を切らないとダメですよね?

と言った相談は意外と多いものです。

 

そのような意見のかたは切るフェイスリフトを誤解していますよ。

切るフェイスリフトでも・・好き勝手に皮膚を切り取ることができるってもんじゃないです。

特に上側の頭皮サイドは皮膚をたくさん切り取ってしまうと

巨大なハゲになったりします。

毛が生えない部分ができるだけできないように

頭皮を余らせてそーっと縫っているのが実情です。

 

本当は皮膚があまっているんですよね。

 

じゃあ、スプリングスレッドと同じじゃないか・・ですって?

違います。

スプリングスレッドはまんべんなく、皮膚のあまりを側頭部全体に分散させているのですが、

切るフェイスリフトでは切開線の上にあまった皮膚がたくさんあります。

キズの上が急にポコンとふくらんで段差になっていることが多く

結構不自然なことが多いですよね。

 

実際に切るフェイスリフト後、この頭皮のふくらみは何でしょうか?

などと言った相談が多いものです。

 

スプリングスレッドについてはこちら

https://www.teachings-facelift.com/

https://roppongi-sakai-clinic.com/guidance/slack/spring/

https://roppongi-sakai-clinic.com/faq_spring/