カキの「生食用」と「加熱用」の違いは?
テーマ:Kakipedia|カキペディア|百科※フリーペーパー「R25 」様に取材いただいたときの内容から抜粋です。
牡蠣の生食用、加熱用の違い・・・
それは、指定海域の違いであり、じつは鮮度ではないのです。
「生食用」は保健所が「生食用に出荷してもいいよ」と指定された海域で獲れた牡蛎。
それ以外のカキは「加熱用」として出荷されます。
カキは一日約300リットルの海水を吸い込み、その成分を吸収し成長します。
つまりは、その海域の海水に含まれる様々な成分を体内に保有することになります。
河口など湾や沿岸の方が、山や河川からの栄養分やプランクトンが多いので、その分、身も成長し、味も濃く美味しくなるのですが、保健所が定期的に水質を検査し、有害な成分が規定量以上検出された場合、その海域は指定から外れます。
比較的沖合いに出てしまえば、水質も良くなり有害な成分も少なくなるのですが、その分、当然、旨味成分や栄養成分も減少してしまう。
一方「加熱用」は保健所の定める指定海域とは関係なく獲れた牡蠣。
こちらも一定の検査は行いますが、それでも生食用よりは、河口や沿岸などの、含有成分が豊富な海域で育った牡蛎が多いのも事実。
そのため、加熱用の牡蛎の方が「大きくて味がいい」といわれることがあります。
ですが、上記に書きましたとおりの理由がございます。
どんなに美味しくても「加熱用」の牡蠣を「生」で食べないようにしてくださいね。
というわけで、よく鮮度の良いものが「生食用」と勘違いされますが、あくまでも生育する海域の違いによるものなのです。
なお、最近話題のブランド牡蠣は、河口などの湾や沿岸地域で含有成分が豊富にもかかわらず水質が良く、保健所の水質検査もクリアしたエリア(海域)で採れるカキ。
つまりは「栄養豊富で味も生育も良く」かつ「生で食べられる」からこその「ブランド牡蠣」だということです。
神の与えたもう海の恵み。
日本は海に囲まれた島国。
海がキレイになるには、そこに流れ込む河川がキレイにならないといけない。
そのためには山から。
つまりは環境がよくなると、もっともっと美味しい牡蠣が食べられるようになるってことです。
【情報】
・R25
・保健所
・日本オイスター協会調べ
【バージョン】
2012-01-23改訂
2010-10-02改訂
2010-07-29改訂
2010-01-27改訂
2009-01-25改訂
2008-12-15公開
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1 ■へぇ~
獲れる場所で牡蠣の栄養価って違うんですね・・・
考えてみればそうかも・・・体には加熱用がイイってことなんですね・・・