カキの「生食用」と「加熱用」の違いは? | 牡蠣百科

カキの「生食用」と「加熱用」の違いは?

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via.カキペディア編集長
(C) 牡蠣の人
(G) 僕がプロデュースした牡蠣が8倍おいしくなるクイズゲーム




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編集長コメント:
読んだらわかると思いますがとにかくメタクソややこしい。つまりはちゃんとした全国共通の規定はないってこと。だから食中毒が絶えないわけですが。「うんち牡蠣を消費者を騙して売る」ためなんですかね・・?w
とにかくややこしいので「牡蠣はちゃんとした生産者を選ぶべし!」もっといえば「僕の薦める牡蠣だけを食べるべし!」・・ぶっちゃけ同じ生産者でも届く牡蠣が違うしねw 

本文:
安全でおいしい牡蠣を食べたいときは、ちゃんとした生産者で選ぶべし!

鮮度ではなく「海域か手順の違い」です。

保健所が指定した海域か、もしくは浄化漕で規定の浄化を経た牡蠣のみ「生牡蠣」として出荷可能とされています。

ところがちゃんとした法的規制があるのは広島県だけです。

その広島県もグレイゾーン、つまりは「浄化しないと出荷できない牡蠣」と混ざって出荷されております。

安全でおいしい牡蠣を食べたいときは、ちゃんとした生産者で選ぶべし!ということです。

加熱用の牡蠣は保健所の規定により中心温度90度90秒以上の加熱が必要です!

牡蠣の中心温度が90度になってから90秒以上の加熱が必要ってことです!

加熱用の牡蠣は特に検査も、ましてや浄化の必要もありません。「どこの海で採れた」牡蠣でも出荷可能です。

つまり加熱用の牡蠣は、加熱しないと病気になる可能性のある成分が含まれている=汚染されていても出荷可能ということ。

例え見た目が同じでもけして生で食べないでください。半生でも食べてはいけません。

あまり知られていないことが問題なのですが、保健所の規定では、調理場所も調理器具もすべて別にして、一粒一粒ちゃんと中心温度が90度になったか確認すつ必要があるとなっています。

パッケージを出してしまうと区別がつかないため、必ずわかるようにして別々に保管し提供する必要があります。汚染状況は、ノロウィルスや肝炎ウィルスをはじめとした様々なウィルスや、大腸菌などの菌類が想定されますが、その中でも、昨今は特にノロウィルスが猛威を奮っていると各機関が警告
しております。

簡単にいえば、汚染されている海域で採取されているってことです。

牡蠣は1日300リットル以上も海水を濾過するフィルターのようなもの。だから食中毒が絶えないわけです。

調理するするしない関わらず「生食用」できれば「徹底した検査が行なわれており、水揚げしてすぐにそのまま食べることができるくらい安全な海域」さらには「パッケージングや配送に至るまで徹底した安全への取り組みが確認されている生産者」の牡蠣を食べていただくよう強くオススメします。

※安全な海域とは?
生活排水や工業廃水の流れ込まず、かつ水質検査など各種検査を行い、水揚げしてそのまま食べても人体に害のないことが確認されている海域。

「生で安全」であれば当然のことながら加熱度合いを気にする必要はなく、消費者や提供者が美味しさを考慮した加熱度合にコントロールが可能です。また牡蠣は世界の多くの国で生で食べる食材であること、その美味しさもさることながら、牡蠣は豊潤な海の栄養を凝縮して運んでくれます。その海の栄養が一番壊れていないのは「生」です。

先日も冷蔵庫の加熱前の加熱用の牡蠣を子供が誤って生で食べてしまうという事故があり『パッケージなどにもっとわかりやすく生で食べてはいけないことを表記することはできないか』というご意見をいただきました。

さて、牡蠣の生食用と加熱用の違いです。それは、保健所による指定海域の違いであり、鮮度ではありませんどんなに鮮度がよくても、ウィルスや菌に汚染されている牡蠣はあたり
ます。

1、「生食用」は保健所が「生食用に出荷してもいいよ」と指定された海域で獲れ、保健所の規定にしたがい浄化漕で浄化処理した牡蠣

2、もしくは、そうでない海域でも、保健所の規定にしたがい浄化漕で浄化処理した牡蠣