原稿書きをしていたら、次女(保育園・年長)が、
「お母さん、ハイどうぞ」
と言いながら、コップになみなみと注がれたお水を、こぼれないように、
そぉーっとそぉーっと運んできてくれました。
「お茶がなかったから、お水でごめんね」
「わぁ嬉しいなぁ。ああ、美味しいっありがとうね。お母さんこれで、
もぉーっと頑張れるよ」
「うん。お母さん、お仕事頑張ってるから」
半分ほど飲み、ありがた~く次女にコップを返すと、またそぉーっと歩きながら、
隣の長男(高3)の部屋に入って行きました。
「お兄ちゃん、勉強してる?」
「してない」(テレビゲームをしている様子)
「そっか、してないか。じゃあバイバーイ」
次女はそのままコップをキッチンに持って行った模様。
どうやら長男は次女にお水をもらえなかったらしい。
長男が、たかがコップ半分のお水を、飲みたかったかどうか定かではないが、
「勝った」
と誇らしげに原稿を書くゆきえであった。
小さい勝負だなぁ。(しかも一方的)
ゆきえ