イライラ、不安が止まらないとき。
それは、子どもの将来への不安なのかな?
そういう時は、きっとあなただけでなく、誰にでもあると思います。
「わかる!」
「私もよ~」
「親なんてみんなそんなものよ」
「ねえ。イライラしちゃうよね~」
などなど、
「その場しのぎ」でもいいから、とにかく「慰め」が欲しいって時も、マジであると思います
(って言うか、私はありました)
でも一方で、
イライラする自分がどうしたら根本解決できるかなーって、マジで悩んで、悩んで、悩みまくって、
でも、どうにもできずにホンキで苦しいっている人もいるかな(T_T)
(←これも私はありました)
子どもの事が心配になる毎日。
で、次々と自分の中から溢れる小言に自分が辟易して。
「子どもにアレコレ言っても意味がないってわかってるんです。それはわかってる。わかってるはずなのに、こんなに小言がでるなんて、もしかして私は、子どもの個性を受け容れているつもりだけれど、本当は受け容れていないのではないだろうか?そんな風に思うんです」
以前、そんな心の心境をポロッと打ち上げて下さった受講生さんがいました。
頭では、子どもの事の理解して、寄り添ってあげようと思うのだけれど、
胸がザワザワして、こころが追い付かない。。。
本当は、子どもを受け容れていない、否定しているのではないか?
私の母親としての愛情が欠乏しているのではないか????
こんな風に「自分責め」しちゃうんですね。。。
これは、「子どもを責める」ことを止める、自動的に「自分を責める」ってことになるヤツですね。
私たちの考え方って、
「あれかこれか」、
「二者択一思考」
になってることが多いのですね。
親業的に考えて実践していくと、その考え方が「あれかこれか」から「あれもOK」「これもOK」になっていきます。
ですが、そこもね、実際には長~~~~い道のりがありました。。
自分の中の「かくあるべし」「正義」が自分で想像する以上に、かなり大きかったのです。
私も、何度もぶち当たってきたところです。。
そして、その都度(もちろん今もですが)、私もよーーーく考えているところですよ。
そして、その度に大事なコトとして、
私は、親が正しいか?子どもが正しいか?を争いたくはないんだってことを思い出していました。
気をつけないと、つい、どっちが正しいか?どっちが悪いか?になっちゃいますからね~
私たちは、自分の気持ちがイライラするとき、
悪者探しをしたいわけではないのです。
なぜ、これほどあれこれ言いたくなるのか?
あれかこれかの悪者探しをしないで、根本解決を探すうえでは、とても大切なことだと思います。
自分の中のドロッとした感情を、無くすのではなく、じっと見る
そんな作業を重ねて考えた末の、私はあることに気づきました!
色々と意見はあると思うし、原因を並べる人、レッテルを貼る事で解決する人はいますが、
でも私は、母親のイライラの原因のほとんどは、
親は、子どもが自分と違うことを受け容れることができないのではなくて、
子どもの将来が、ただ不安なだけだと気づいたんです!
「自分と同様のレベル・ものさし・社会・価値観」で生きるのなら、なんとなく想像はできる。
イメージし易い。
➡ なので安心。
「自分と違うレベル」は、全く未知の世界。どんな苦悩や困難、災難が待っているのか。全く予想できない。子どもはそこで潰されないか?耐えられるのか?
➡ ああ、不安。
だからね、
その不安を少なくするためにも、自分の知っている世界で生きて欲しいと願うのではないか、と、
そんな風に考えました。
その証拠に、子供の将来が絶対に最後は超HAPPYになると保証されているなら、そんなにガミガミ言わなくていいかな?と思う自分がいました。
それから、
ガミガミ小言を言いたくなるのは、
子どもの将来に不安に感じることを、無くしておきたいからか?
それとも、
そうではなく、親として、何か伝えておきたいことがあるのか?
子供に伝わったという確証が得たいのか?
受容できない自分にフォーカスするのではなくて、受容できない事柄を見極めて、
どう感じるのか?
どんな不安があるのか?
そこにフォーカスするのを意識すること。
すると、何か見えてくるのです。
先のことは誰にもわかりません。
不安なんて、すべて無くそうとすることはムリ!
子どもへの不安と、どう折り合いをつかるのか、これは、私の問題だったのです。
自分のイライラを整理した後で、私が思ったことは、
私が不安になる事で、
子どもに「自分の将来は不安だと教える」ことをしたくないな~
ということでした。
子どもの柔らかい脳に、そんなことをインプットしたくないですんですよね。
「聞き方」「伝え方」は技術です。
車の運転と同じです。
これは、意識とトレーニングの回数で上達します。
このような、思考のトレーニングもメソッドを実践することで自然にできるのが親業のありがたいところでした。
他の子育て論と大きく違うところは、
子どもを親とは対立しない子に育てる方法
ではなくて、
子どもとの対立を平和に解決する方法
切り口が違うので、この方法を取り入れると、みなさんとてもビックリされます。
戸惑う方もおられるかもしれません。
親と子が違う人だっていうことが前提になるので、
場合によっては、「仲良し親子」ではいられないこともあります。
ここが、躊躇する人も多いかな。
だけどね、先行き何があるかわからないの人生です。
不安だけど、不安だからこそ、私が我が子に持たせたいものは、
自分は誰かに劣っている存在ではないと思える自尊心と、誰とでも対等に渡り合っていけるコミュニケーション能力です。
学歴も、あったほうがイイとは思いますけどね。
でも、それよりも大事なものは「自分が好き」で「自分の人生はHAPPYだと信じられる」そんな力だと思うのです。
私は、自分の不安な自分とつき合いながら、「前に進みたい」と思いました。
タテ社会、権威の時代から、対等で自由な時代へ変わる時に、子どもにインストールしたい対等な人間関係のつくりかた
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