今日は、午後から親業訓練のフォローの会があります。

 

メソッドを学んでから約1か月。

 

このメソッドは、子どもへの効果的な関わり方が自分で出来る事が目的ですからね。

修了してからが本番なのです。

 

技能訓練とは、

例えば、

 

足し算や引き算を練習して早く計算できるようになることです。

 

訓練すると、誰もが上達していきます。

 

もっともっと練習すると、

そのうちに、

パッと一瞬で暗算できるように、自分のモノになっていきます。

 

が、

 

まあそれまでは、ゆっくりでも「基本の公式通り」にやっていくのがおススメなのです。

 

一生使える、スグレモノです。

 

クローバー

 

 

親業で子育てを学び

日常のコミュニケーションを変えた方の家庭では
着実に子どもとの関係に変化が起こっていきます。


ですが、

日常で使っている言葉をまるごと見直して、必要であれば変えていくのですから、
お母さんも、かなり覚悟が要ります。

 


何しろ、

口ぐせの中には、今までの「クセ」や「こだわり」「思いこみ」がたくさん詰まっていますからね!

 

 

それらを見直すことを迫られるのですから

でも、大丈夫。

もっと大きな「大切なもの」が手に入ると、私は確信しているのです。

 

 

それは、

 

ココロの鎧がほどけるような、

ホコホコあったか~い、

愛情が循環する実感です~!!

 

 

「基本の公式」を使って、カタチから入ります。

カタチだけになると、単なるテクニックになるのですが、

その違和感が、また、親子関係を見直すキッカケをつくってくれます。

 

 

親子関係を変えるには、時に、親の考え方の本質的な変化が求められます。

 

 

ですが、

深く学び、そして、自分の気持ちを言語化し、

必要に応じて対話をすることで、

 

人の心に変化が訪れて、

 

そのうちマインドも自然に変って来るのかなと感じます。

 

その為にも、先ずはコミュニケーションのパターンを見直すことが真っ先にすることなのです!



≪変化の流れ≫(←浦入考察)


コミュニケーションパターンを変える

反応が変わる

言い方により反応がかわる体験をする

言い方により反応が変わると腑に落ちる

成功体験を重ねる

自分の言い方に自信がつく

お互いを信頼できるようになる

マインドが変わる

ざっくり書くと、こんなカンジかな?

 

親業訓練講座を受講中の約2か月間は

コミュニケーションパターンを変えて、今までと違う反応が起こっている状態ですね。


このやり方がいいと、頭では理解していても、

実際に使ってみると、
あまりにもあっけなく子どもが変わるので驚いたという方が多いのは、



どこかで、信用していなかったってことかな(笑)

 


「頭の理解」と「こころの理解」は、大きなズレがありますからね。


ですが、私も、

実際にこのやり方を試して体験するまでは、

「口癖を変えるだけ」なのに、こんなに効果があるとは信じられませんでした。

ですが、

今では、「ああそうだろうな」です。

 

このメソッドがあまりにも完璧だと、

学べば学ぶほどに実感しているから。

 

 

子どもがわかっていないのは、

ただ、親が伝えられていないだけ。

 

 

以前の私は、

子どもの能力を低く見積もっていましたし

低く見積もっていた事さえ、よくわかっていませんでした

 

image

 

 

子育てや人間関係が何だかうまくいかないのは、
ほとんどが、コミュニケーション齟齬が起こっているからだと思います。


親が

子どもを見てイライラしたり、苦しく感じるのは、


子どもがどうしてその行動をするのか、本当の理由を知らないからだと思います。




子どもの本当の気持ちを知らない、

理解できない、

将来が不安

不安を取り除くために、確認したくなる



で、

子どもの行動に驚くと同時に、

「なんで?」「どうして?」と、知ろうとするんですね。


または、

「間違った行動」をしないよう、正しく「しつけ」をしなくちゃっと、

 

今の行動の反省をさせて、

間違ったことをしないように、

 

説教、訓戒をしたくなります。


ですが、
今までの言い方、つまり子どもについて、良いとかダメだとか語っている言い方では、全然伝わっていなくて、
 

それどころか、
子どもを追い詰めてしまっています


親の一言、

子どもの自尊心、潰しまくり~


どれだけ、子どもの将来の為にと「正しい事」を伝えようとしても、

命令、脅迫、忠告や

説教、訓戒、解決策、なども、言い方によっては、逆効果になっている場合が多いです。

 

それは

自分はダメな子どもなんだと感じたり、

悪い人だと良心の呵責を感じたり、

親から拒絶されたと感じたり、

親から信用されていないと感じたり、

親は自分のことより親の事が重要で、自分の思う通りにすればいいと思っているんだと感じたり、
親の思う通りの子どもにならないといけない、と感じたり、

 

自己防衛、自己弁護したり

 

自分が良くない、悪い、怠け者、思慮がない、思いやりがない、ばか、無力、他人に認めてもらえないなどと考えるようになって、

 

 

評価の低い自己概念を持っちゃう?

 

 

この辺りも、

講座ではリアルに体感的に学んでいきます。

 

日頃行われている、何気ない会話がもたらしている
驚愕の事実に皆さんが驚かれるところ。


そして、
心の扉を開くための効果的なコミュニケーションを学んで、

その手順どおりに進めていくと、
 

少しずつ、

本心を表してくれるようになってきます。


「ああ・・・そういうことなんですね・・・」
「だから、伝わっていなかったんですね・・・」


お母さんの子どもへの対応が変わると、子どものお母さんへの対応も変化します。

 

そもそも、

親が子どもを「正しい」「正しくない」と言ってることは、

親の価値の基準やものさしで「ジャッジ」・「評価」していることになっていますよね。

 

 

そして、

最も注意すべきことは、その価値観を子どもに押しつけて、「誘導」「コントロール」してしまい勝ちだということです。

 

 

親の「正しさ」は、

親の「評価」の軸を示すものであり価値観です。

 

 

親の評価軸や価値観を持つことがダメなわけではないのですが、

価値観の伝え方には特に注意が必要なのです。

 

←これも講座では具体的な方法を伝えていますよ。

 

 

クローバー

 

 

親が、

日常の無意識で使っているコトバを、子どもはしっかりと聞いています。

 

 

今、子どもとの関わり方に悩んでいる方は、

とにかく、ここを、徹底的に意識してください。


具体的なやり方については、親業講座で(笑)

 

 

それができると、
今まで無口だった子どもが、リビングの滞在時間が延びたり、ムダとも思える世間話をしに来たりして、、、、。


こころが通い始めます。


この時には、

子どもの様子をとにかく観察するようになるので、

子どもの様子がわかるようになります。



そんな風に感じていたんだ・・・
そんな事を考えていたんだ・・・


など、
子どもは子どもなりに色んなことを考えていたのがわかります。

すると、納得もできるし、諦めもつく(これも大事)
応援もし易くなります。

良い循環になります



問題は、
こんなに大切な「コミュニケーション」「コトバ」「口クセの直し方」を、誰も教えてくれる人がいない、ということだと思う。


「これ、母子手帳に書いていて欲しいですよね。
親ならみんな、子どもの為にいい親になりたいと思っていますから。」

 

 

自分の良かれと思ってかけてきた子どもへの言葉がいかに逆効果だったのか????

 

驚愕の事実に打ちひしがれながら、

毎回、そんな発言をされる受講生の方が何人かいます。



親子の間がしっくりいかないのは、
あなたが悪いのでもなく、子どもが悪いのでもありません。


愛情がから回っているだけで、
それは、正しいコミュニケーション法を誰も教えてくれなかったからだと思う。


私は、

昔のわたしのように、

子育てや人間関係の「本当のところ」を教えてくれる人が欲しいと思うから、

だから、この活動を続けているのです。