子どもはなるべく叱らないようにして、
「ありのままに」「尊重して」「自由に」、

子どもが、健やかに育つために、
親はそうやって育てなくちゃいけないんですよね・・


ムム?


この、「ありのままに」「尊重して」「自由に」っていうのを
誤解してる人が多いって感じます。



子育てに、
「尊重」 と 「自由」 と 「信頼」 のコミュニケーション術はとっても大事だと思いますが、


自由 = 放任
尊重 = 甘やかし
 

 

ではありません。
 

親が 「ガマン」 することでもありません。


怒っているお母さんのイラスト


スーパーで泣いたり、
お友達と喧嘩したり、、、
お店の商品に手を出したり、
好きなものしか食べなかったり、
手で食べたり、
ご飯の間、席を立って遊んだり、
朝、好きな時間に起きてきたり、
「あれ買って~」と言って来たり、
ゲームを無制限にしてたり、、、
早く帰りたい~と泣きわめいたり、
帰りたくない~~と地団駄を踏んだり、、、


・・・それぞれの状況で、
親が、「イラッ」としているのに、


「子どもってそんなもんだから、自由にしてあげましょうね~~」
「まだ、甘えたい時だから、のびのびと個性を尊重してありのままを認めてあげましょう~」



なーーんて
そんな事聞くとね、私はイラッとします(笑)


思いっ切りイヤなことしてんのに、
自由にさせるなんて、
それ、どーなん?




尊重する=放任する
ではありません、、、、、


ぜっんぜ~ん違います


もし、

子どもの態度が 「イヤだ」 「許せない」 「困った」 と思うなら、
 

「ありのままの子どもを受け容れなくっちゃ」
ムリしてガマンしたり、
子どもに優しくしようとしたり、
イライラするから、いっそのこと、あっちへ行ってと

 


自分の気持ちを押し殺すことは、とってもキケンです。


そして、是非、コミュニケーションの力で
「子どものこころを育てる方法」があることをを知って欲しい。


なぜ、

自分の気持ちを押し殺すことは、とってもキケンだから、

 

それをしようとすることを止めた方がイイと思うのか?



理由は一つ。


ムリだから
 

(気持ちを押し殺してること、きっと、子どもにはバレてます・・・)

(そして、最悪の場合、子どもが嫌いになり、子育ての負担感が増します)



なので、

 

ムリなコトを頑張ってしようとするのでなく、

別の道を歩むことをおすすめしたいのです!

 


親だって失敗もする一人の人間。
立派な人格者でもない・・・
子どもの事は可愛いけど、感情的に許せない時ってあって当たり前。


ココは、

おかん塾の子育ての基本中の基本です。
 

 

自分自身にウソをつかない。
イヤなものはイヤ!


「えっ~~~~~そんなんで、いいの?」
 

って、みなさん、言われます。



ま、わたしも
親とは子どもを無条件に受け容れるべきもの、そう思っていました。
 

 

がんばってました。


でも、違ったのです。



だって~

やっぱりムリでしょ?


これ、
ちゃんと学ぶとわかるのですが、

子どもを無条件に受け容れるための親の成長の道筋って、一般的に「よい」と言われてるものとは違いのかな。


そしてね、
何よりも、怖いのは、親の 「ガマン」 の基に作られた子どもの 「自由な環境」 では
子どもは 親の愛情を感じていない ということ。



つまり、
親が一生懸命、子どもの為に「ガマン」しているのに、
子どものこころの成長のためにはにはちっとも効果がなくて、
むしろ、逆効果となります



この辺りに、
現代の子育てが難しくなってしまった一番の原因があるとわたしは思っています・・・


子どもの心は「物理的な環境」でなく「人間的な関わり」で育ちます。

 

じゃあ、人間的な関わりって、どんな事なのでしょう。

 

心とは

どんな時に揺れ、動き、成長するのでしょうか。

 

 

人間らしさを失わずに、ホンネの対話でぶつかり合いながら、

関わりの中で人としての成長を模索する子育ての方法があります。