思春期、高校生に限らず子どもがいると、

日々色々なことが起こりますね。

 

は??

なんで????

 

フツーの神経ではありえない、、、

 


もうね、、

起こったことに愕然としてしまう、、、みたいなことです。。

 


我が家でも、
高校の卓球部に所属していた息子が、なんと試合の当日に寝坊した事がありました!!!

←試合の当日って、私的にはありえない~~ゲッソリ



この、
ビックリするような事件が起こった時こそ、
親として効果的な関わりをしたいものです



非常事態で
頭が真っ白になった時は、
実は母親としての学びが深まる時なんじゃないかと思います
(←今でこそ言える?笑)


 

ええっやば~
焦る息子。
 

「どうしよう~」


わ~


我が家の場合ですが、その時は運よく夫が家におりました。


夫は、
息子に何一つ愚痴を言わずに
試合会場である、神戸の総合体育館まで車をすっとばして送っていきました。


わたしも、
余計なことを言わずに(←かなり意識してたけど)、息子と夫を送り出しました。


間に合いますように・・・

やれやれ・・

まあ、

ほとんどの問題って、実は何とかなるものです。






今日も、子どもが寝坊したり朝起きないという話が出ましたが、

 

私も昔は、

子どもが寝坊したり、ウッカリしていることがある時、結構、焦っていましたね。


それで、


「昨日、何時に寝たの?もう、アホヤなあ」 
「スマホばっかりやってるから、寝坊するんとちゃうの~」 
「お母さんは知らん」 

なんて、
責めたり、怒ったり しそうになりました


でも、もちろん放ってはおけません。


それで、

こんな風に考えたのです。



ああ、私、
子どもを助けてあげたいんだ


どうせ 助けてあげるなら、
責めた後で、助けてあげるより、
何も言わずに 助けてあげたい




これは、

例えば あなたが仕事でミスをした時、


上司が、
散々怒りながら 仕事を手伝ってくれるのと、
何も言わずに 手伝ってくれるのと、



どっちがいいか?と同じことだと考えるとわかりやすいと思います。


自分が大事な試合当日に寝坊した時、親が一言の小言も言わずに、車を飛ばしてくれたら、
愛情がそのまま100%伝わって、
子どもは 親からどんなに大切にされているのかを、
うんと 感じるでしょう。



寝坊をして、
お父さんに送ってもらって、
悪かったな。
助かったな。
本当にありがとう・・・



こんな気持ちに子ども自身がなることが、子どもの心を育てる事に繋がる、とね。


そして、
もし、子どもを送っていくことが出来ないときも、
子どもを責める必要なんてないんだ。


何も言わずに、子どもが責任をとればいい。
もともと、寝坊した子どもの責任。


それだけのこと。


この考え方は、

自分の中に馴染んでくるまでは、かなりの「揺れ」を経験しましたが、

 

意識しながら、

経験を重ねることで、

 

子どもの成長と自分の成長に良い方向に向かっているんだという確信がもてて、

 

子育てがどんどんラクになっていったような気がします。

 

 


クローバー

親業では
「問題の所有者」という考え方をとても大切にして
親と子を明確に分けることを意識します。



子どもが困っているのを見ると、
親が一緒に困ってしまうことがありますが、

それでは
物理的には助けてあげられるかもしれませんが、子どもの自尊心を傷つけてしまったり、自立心が育たない恐れがあります。


こういう時こそ
冷静に、本当に子どもの成長を促す方法をしたい!

子どもは、
ひとつひとつの人生の経験を学びに変えることができます


転んでもタダでは起きないって
私はスキなんだなあ~

 

クローバー

ところで、うちの夫は
こう言う関わり方がスッとできる人です。

 

もともとの、人間関係が私とは全く違うんですね。

(私は、人間関係ネイティブと呼んでいます)

でも、
幼少期に親から怒られて育ったわたしは、夫とは違って子どもを責めるコトバは いっぱ~い知っていて、
 

 

もうね、口が覚えてて(笑)

頭より先に、口から出ちゃうんですよね・・・


だから、トレーニングを受けて意識的にコトバの習慣を変える選択をしたんです!
 

”愛情”が”愛情”として伝わるように・・です。


だって、もったいないでしょう?


子どもに伝えたいのは、


「子どもを責めたいわたし」 ではなく、
「子どもを応援したいわたし」 なんですから。