子どもが 生まれたら、誰でも ”親” になりますね。

子どもが生まれた時のことを覚えてる?
それとも、もう忘れたかな。


わたしはね、
もう忘れました(笑)



22年も昔のことです。


可愛い赤ちゃんを 胸に抱きながら、
どんな子に育って欲しいと 思いましたか?



23年前、
わたしは、31歳で結婚し、翌年に 長男を授かりました。
(歳が、ばれました・・・)



当時としては、遅めの結婚&出産でした。

長男を抱きながら、
「この子が健やかに 逞しく育ちますように」とこころから祈りました。



そして、そのためには
「母として出来るだけのことを してあげたい」、と思ったものです。



私は一体、何を大切にしながら
 子どもに向き合っていけばいいんだろう?」




親のかかわり方で 子どもの一生は 左右されるんじゃないか?

 

少なくとも、人生の前半には大きな影響を与えるのではないかと感じていましたが、



では、親が 大切にするべき具体的な何か を 


ちゃんと説明している育児書は みつからず、、、、



わたしは、しばらくの間、試行錯誤を重ねながらそれを探し続けることになります。



でもね、今だからわかるのですが、


本当は、

「一人の人間の一生を背負うのだという 不安」
「親が私にした子育てを、私は絶対にしたくない」
「絶対に失敗しない!」


そっちの気持ちの方が強かったのかもしれません。



イヤ、

子どもの幸せを願う気持ちは嘘ではありません。


でも、どうしても自分の事を中心として考えてしまっていた、、


これも事実です。


どっちもわたしでした。


だから、
そのバランスを上手にとれずに、
子どもの全てを抱え込んで、
本当に精神的に追い詰められた状態になってしまいました



これはですね、
現代の子育てで、もっとも陥りやすいワナなんじゃないかなって、
私はそう思っています。


多くのお母さんがすっぽりと、「良い親の呪縛」に陥っているように感じます。


だから、子どもの為に良かれと思って自分を犠牲にし過ぎてしまいます。


これがなぜ悪いのか?

 


それは、「ガマンすると、必ず反動がくるから」です。


「譲歩」の後の「大爆発」
経験したことはありませんか


親業を開発したゴードン博士は

 

私たち親は、神様ではないので、子どもの全てを無条件に受け入れることなどできない、と言っています。

 
 
初めからムリなことをやろうとしていたことが、
親業を学んでハッキリと自覚できました。
 
 

単に「親」としてでなく、
人としての「自分」を大切にしながら、
「子ども」も大切にする、、、、


これは、
相対するものではなく、
それも、上手くできるコツがあることも知りました。


同時にやっちゃう
どっちも、大切


親だからガマンしなければダメ、とか
思っている人が多いと思いますが、そうではないのです。


WIN-WINです
できるんですよ(≧∇≦)


ここを、譲りたくない人は、コミュニケーション能力を磨き上げることで、実現できますよ


問題を見極めて、程よい距離感を築くコツ
聞き方と伝え方のコツ、
問題を建設的に解くコツ、


家でも
学校でも
だれも教えてくれなかったことは
自分で学ぶしかありません。


自立、自律の教育は、
私たち親からはじめなければならないのだと思います。