保健室登校に戻っただけ | 親ばかドタバタ日記

親ばかドタバタ日記

可愛くて可愛くて仕方のない子ども達。
2人は発達障害児。そして、私も仲間かな。
アスペルガーと診断の長女きー。自閉症スペクトラムと診断の長男アン。親ばか、過保護な母が毎日を綴ります。

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アスペルガーで感覚過敏・感受性の高い娘きー(小6)自閉症スペクトラム・ADHD・アスペルガーの息子アン(小3)を育てるパニック障害・発達障害の私あらた(40歳)のドタバタな日常を書いてます照れ

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修学旅行からの不穏な空気をこの3連休で振り払えたのか??



修学旅行という目標が終わってしまった今、交流学級に行けなくなるかもしれないという不安が、ずっとずっと頭にあり、今日からまた普通に交流学級に行けるのか…


朝から、『はぁ、学校だ…ショボーン

と言いながらも、順調に車に乗った。



おっ、約束どおり今日からちゃんと交流学級に行くのか…



何とか車からは降りた、また50mもない教室までの距離を何度も止まって隠れて戻って…



『ねえ、どうすると?行かんの?
学校辞めると?辞めてどうすると?』



『うん…学校辞めたい…けど、あの中学校に行きたいから…辞めない方がいいよね』




えっ、学校辞めたいと??


12月に私立の中学校を受験するので、きーはそこに何としてでも行きたいから、学校辞めたいけど辞められと言う葛藤真顔




『いやいや、私立の中学校に行きたいなら、授業はちゃんと受けとかないと。
塾にも行かない、家でも勉強しない…じゃあ、受からんよ。』



朝の会中に、クラスメイトが図書室に行った隙に、机に教科書を入れた。
だけど、みんながすぐ戻るから教室から出たいと言う。



また廊下に戻り隠れていると、クラスメイト達が帰ってきた。



親友ちゃんが迎えに来てくれた…無理だった真顔





もうダメだな…



きーを廊下に残して、私は保健室に向かった。



『先生、きーがやっぱり教室に入れずにいます。
もう学校を辞めたいと言っています。
今日は、保健室登校させてもいいですか?』



保健の先生からもOK貰い、支援級の担任の先生にもOKを貰ったので、廊下にいたきーの所へ戻ると私が帰ったと思ったのか、自分も帰ろうとしたのか、靴に履き替えていた真顔




『保健室登校にしてもらったから、上履きに替えて来て。』



しばらく保健室で待つけど来ない滝汗



何してんだ??あっ、車のとこに立ってる…早く来なさいおいでと呼ぶと、




『ママ、アンが車にいる。
車に鍵かけて籠城してるよ。』




はっ?(´゚◞౪◟゚`)


私がきーの対応をしている間に、アンが支援級を抜け出して車に乗ってた滝汗




支援級に行き、アンの担任の先生に、アンが車に籠城してます。って伝えると、



『えっ??えーーー』



一緒に車の所へ行って説得するけど、




『家帰るーー。嫌だーー。学校辞めるーー。きー猿きー猿



アンよ…お前もか…ε=( ̄。 ̄;)フゥ



ADHDのアンですが、2学期に入って、発達障がい児ではないくらいの変わり様で、指示も通るし交流学級にも1人で行く、大嫌いだった漢字の勉強もする…逆に病気か??と心配になるくらい落ち着いていたので、ブログに登場しませんでしたニヤニヤ
が、久しぶりに前のアンが出て来ました(笑)




先生と2人で説得していたら、近くにいた校長と教頭までも近づいて来た笑い泣き
大人4人に説得されるアン爆笑




明日が近くの学校数校の支援学級の交流会で、水族館に行きます。




先生が、
『今日帰るなら、明日の水族館は留守番で、勉強頑張ってね照れ
と言うと、
『嫌だー。行く。クソ、バカ、死ね。』
と言いながら、車のロックを開けて先生に腕を掴まれながら、先生にパンチしながら支援級に戻りました照れ



見送って、校長に修学旅行でのお詫びとお礼を言って、保健室のきーの所へ。




保健の先生にお願いして、車に戻ると支援級からアンの叫び声が聞こえる(笑)




さっき、きーと教室の机に入れた教科書やランドセルをきーの支援級の担任の先生が持って来てくれ、ちょっと話す。





『きーちゃん、顔色悪かったですね。真っ白だった。交流学級の何が嫌だって話しましたか?
3連休中、お母さんとずっと冷戦状態でしたか?

また、保健室からゆっくり行きましょうかね照れ

受験が心配だから本当は交流の授業を聞いた方がいいんですけどね。

だけど、このまま保健室登校になるなら、私が毎日1時間一対一で勉強を教えようと思います。』




いやいや、先生は主任で受け持ちの子も多いし、無理でしょ。
ここまでしてもらっていいのでしょうか…えーん




『すみません…また保健室登校になってしまいましたが、よろしくお願いします。


アンも学校辞めるって籠城しました。

アンもよろしくお願いします。』





『えっ?今?
はははっ、ははっ笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き
もう笑うしかないから、笑いましょう笑い泣き
お母さんが倒れない様にバイバイ



本当にいい先生です。
6年生になり、支援級の担任が主任の先生に変わって本当に良かったです。



去年までの先生だったら、すでにきーは学校にはいませんし、受験も無理だったと思いますえーん




2人を置いて家に帰り着いたのが、9時過ぎ。




後部座席に置いてあった携帯を取ろうと、ドアを開けると…





アンの靴

ヤツめ…裸足で先生と支援級に戻ったな(´゚◞౪◟゚`)



きーの支援級の担任の先生からLINE。




『顔色も良くなり、笑顔で保健室にいます。ほっとしたんでしょうね。大丈夫です🙆‍♀️』





『良かったです。今から、アンの靴を届けに戻ります(涙)』





旦那に、2人の様子をLINE。



『子どもたちが心配だ。みんなが前向きになれるように頑張ろう。』って返事が着たから、





『いやいや、普段の2人に戻っただけやろ…想定内。』




想定内、想定内と旦那にはいいながら、親のエゴだわな…病気になれば、生きてるだけでいいと思いながら、1つ出来るようになったら、もっと、もっと、あとちょっと…と欲が出てしまう滝汗




きーが交流学級に行けなくなったのも、修学旅行前1週間は行けたから、修学旅行後も行けるように…行けるだろう…と勝手に願って、やっぱりダメだと勝手に落ち込んで怒る滝汗…違うよな




今まで頑張っていたアンが、久しぶりに気持ちが高ぶって、帰りたいと叫ぶ…また戻ってしまうかもって勝手に考えて、落ち込んでショックをうける真顔…違うよな





私の願いはなんなんだ??




子どもたちが健康で、笑顔で過ごすこと。



だけど、きーとアンの学校との関わりは無くしたくないし、出来たら休ませたくない。



なら、保健室登校でもいいから、学校に行かせたいし、何とか行ける様に持って行く。


今までだって、何度も何度もそうやって乗り越えて来た。



放課後、保健室に迎えに行くと、笑顔のきーがいた。



支援級の担任の先生も、



『お母さん、保健室登校で良かったです。ずっと笑顔だった。保健室登校からまたスタートしましょう照れ1つづつ、クリアして行きましょうグッ



そうだな…保健室登校でもいいか。




2人とも、一歩進んで一歩下がっただけだから(笑)




これが、あらた家族の通常運転だわ拍手頑張ろう!!