錆塗装 | THE OWL GENE LURES

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ハンドメイドルアー
岡山ガレージブランド
オウルジーンズ

釣りや道具や作者カワニシのブログ

年明けから

補修のためにコーティングを施した

うちのスーパーカブのサイドカバー


十二分に乾燥も済んだので

早速取り付けてみました。




思ったよりテカリの違和感もなく、バッチリ。




スーパーカブの弱点とも言われる?

時間の経過で、勝手に割れてくる!?
で、お馴染みの
レッグシールドの根元。

ここを保護する目的と、
ドレスアップもできるという

純正パーツを購入しました。



580円
メッキがギラギラするバージョンもあって
そちらは、もう200円位高い。


このパーツ、
すぐ割れるレッグシールドの付け根部分と
ボディをまたぐ所に装着するパーツで、

うちのスーパーカブには、
無垢の鉄でできた
ハンドメイドキャリア
ハレキャリ」がついています。

うちのカブの車体は
そんなに錆が浮くような、
ラットスタイルではないけれど
さすがにこの新品パーツのギラギラは、
ちょっと錆の浮いたハレキャリには似合わない...

...ってことで、
超簡単「錆塗装」
を施します。

使う塗料はもちろん
本業のルアー製作で使っているやつ





食器用スポンジなんかに、
茶色と黒、混ぜたり混ぜなかったりしたものを
ポンポンと叩き塗り。

一見やりすぎにも見えるけど、
実際のラットカブなんかだと、
このパーツ、
まるで焦げたイカリング状に錆るんです。

↓ネットから拝借しました。
(こちらのバイクにもハレキャリついてます)



塗装での錆感を、より出すために
艶を統一させます。

茶色には茶色の持つ艶があって、
黒には黒の持つ艶があって、
地金には地金の艶があるので、
バラバラなのはちょっと気持ち悪いので

ささっと艶消しで、全部の艶を統一させます。






見本にしたラットカブよりは地金を残したのは
新品パーツに、ちょっとびびったところ


翌日
実際に取り付けてみました。





純正パーツだけど、
ちょっと手で曲げたりしながら
カーブに沿わせる加工が必要でしたが
無事、ハレキャリも(無理矢理)
付けることができました。



本来なら、天然の錆も浮いてきて
塗装の錆と混ざりあって、より良くなるんだろうけど.. . 

艶を統一させて
コーティングをしたおかげで
多分、こいつは錆びてこない...

ってことに気付いた。


例えるなら
色落ちしない、
中古加工ジーパン





錆がかっこよかったかどうかは分からんが

補修をしたり、そのままにしたり。
わざと傷つけたり、はたまた錆させたり。
磨いたり、塗ったり...
取ったり付けたり、曲げたり伸ばしたり。
やり方が多すぎる、カブのおもろさよ。



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