今日は午後から田植えです。
(ちなみにポックは午前に将棋教室。)
農作物が田畑からはじまって、食卓にあがるまで、どんなに手がかかっているかをポックに知ってほしくて、で、本人も環境や農業にたまに関心をもっているから、きっといい体験になるだろうと申し込んだ「米作り体験」です。
すでに2回参加してますが、企画そのものがまだ初めての試みでノウハウ不足でもあり、ポックの協調性のなさも手伝って、何をしにいっているんだかわからないような状態です。
でも、少しだけ私の考えに変化がありました。
別に実際に体験しなくとも、実作業しなくとも
水田にはいって、アメンボやカエル、ヒルなんかを間近で見て、はだしで野原を歩けばチクチクすることを覚えて、水路の水は冷たいのに水田の水はぬるいことを肌で感じて、自然流下に頼って田んぼに水が張られていることを知って、そうやって遊んでいる中で、その視界に少し大人たちが汗水たらして作業している姿がうつれば、それでいいかなあと。
あまりにもポックが勝手なのではじめはしかりつけていましたが、もういいや、と。
ふとあたりを見回せばのどかな風景。山藤が見えたり、風がふけばざわざわと山が揺れるようであったり。そんな中で大声で叫んでしかりつけても、自分の声が自分に響くだけ。
のんびりでいいかなあと。
昔だったら、子供の労働力も必須だろうから、そんなのんきなこともいってられないけども、主催者側がすでに参加者の労働力を宛てにしてるわけでもなさそうで、本当にただ、体験してください、という様子だし。他の参加者もおばあちゃん連れできててビデオ撮影していたり、本当にのんびり。
これは先週。主催者さんが撮ってくれた画像。
ちゅんったら、すっかり田んぼに腰をおろしてしまってドロドロでした。
もっとポックが大きくなったら、実作業しなければモノができあがらない、まさに『努力なしには実のならない』を体験すべく、貸し農園で自分達の野菜をつくってみたいなあ。