個人的に滑舌スクールに通っており、以前に比べるとだいぶ改善したのだが、
長い文になると、ときおり部分部分の声が消えて聞こえてしまうことに悩む。
長文の朗読の練習に、なにかよい題材がないかと思っていたら、
Facebookでこんなものを教えてもらった。
「外郎売(ういろううり)」
なんでもプロのアナウンサーや声優、俳優など、声や言葉を職業にする人たちが
トレーニングに使っているものらしい。
もともとは、歌舞伎で市川団十郎が作成したものらしく、古い歴史があるようだ。
Youtubeで検索すると、いろいろ動画をザクザク発見。
声優の森川智之氏がやった動画あるが、省略版とはいえ、
氏の口上は勢いがあって聞いていて楽しい。 口上は、0:44頃から。
話し方でこんなに印象が違ってくるのか!のいい例である。
劇団前進座の女優 黒河内雅子による「外郎売」も正統的なお手本。
言葉と身振り手振りの連動が美しい。 口上は、2:00頃から。
体の動きと言葉というのは、つながっているんだな~を深く考えさせられる。
音声付きで口上を文章に起こしたサイトを見つけたので、
さっそくプリントアウトして、練習、練習。
早口言葉の練習にもなるので、なかなかよい教材である。
・・・舌がっ、もつれる~ ∑( ̄ロ ̄|||) ホェー
こういうめぐり合いは、ホントありがたい。
感謝して「修行」に励むことにする。