バーコードとタワムレる~前編 | Over the limits - 限界管理人のブログ

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"システムの限界を越えますた・・・"
~さまざまな限界超えをめざして、日々成長していく日常の記録

はじめに

スピ(スピリチュアル)系に詳しい知人の話だと、

お金持ちは、受け取るのと与えるバランスが非常に取れているとのこと。

 

確かに、ガチガチに貯めこんだ10億円ものお金があっても、

他人と分かち合うことなく、人っ子一人いない無人島で「ぼっち」状態だったら、

はた目には幸せそうには見えないだろう。

 

また、一般の人は、与えるより、どちらかというと受け取るのが下手なので、

いつまでたっても豊かになれないのだという。

 

「素直に」受け取るにはどうすればよいか?

手に持っているものを手放せばよい。さすれば空いた手でつかめるだろう(笑)

 

人には「持てる量」というのは決まっているので、「もうこれ以上持てない!」と

思ったら捨てるしかない。

捨てない場合は、例えば部屋がモノであふれて「汚部屋」になるだけである。

 

で、ここで本題

自分の部屋もモノ、特に本があふれてきた。本が山済みになってスペースを

占拠されているのは、精神衛生上もよろしくない。で、本を片付けようと決意。

 

「不要品ならヤフオク、本ならブックオフ」だろうが、

ブックオフの「機械的査定」で二束三文に買い叩かれるのも癪にさわる。

じゃ、アマゾンのマケプレ(マーケットプレイス。古本を出品できる場)か。

 

せどらーなる人々

「せどり」という言葉を聴いたことはあるだろうか?

漢字では「糶取り、背取り」と書くそうだが。

 

古本屋で安い掘り出し物を買って、他の本屋で売って利ざやを稼ぐことを指す。

今では、「せどり」をする人を「せどらー」というそうだ。

 

で、「せどらー」達は、ブックオフで掘り出し物を探してアマゾンで売るを繰り返して

利ざやを抜いている。

 

なぜこれが成立するかというと、ブックオフでは「アルバイト」でも商売ができるように

本の買取基準を、汚れの有無や新旧で決める仕組みにしたから。

要は、誰がやっても同じ値段になる、客観的な要素で買取値段を決めていること。

 

本の価値というか値段は、他のモノと同様に、通常はジャンルや流通量や需要の

多寡などの要素により決まっていくはず。モノによっては付加価値(プレミアム)が

つくこともあるだろう。

 

「ブックオフ形式」では、このプレミアム分を無視するかたちになり、結果的にプレミアム

に比べて安い値段で購入が可能になる。実はアマゾンに中古本としてだせば500円の

価値がある本が、ブックオフで100円で売られていた、なんてケースもあるのだ。

 

で、ぶっちゃけ、いくらで売れるの?

話がそれた。

とにかく、本をアマゾンのマケプレで売るのには、まず現在いくらなのかを知る必要がある。

単純には、アマゾンの検索窓に本のタイトルを入れてやればよい。

 

例えば、こんな感じで。

SnapCrab_NoName_2012-10-5_1-49-31_No-00

 

ところで、いまざっと部屋の本を数えてみたが、100冊近くありそうだ。

とはいえ、

検索窓入力→検索結果から値段を知り記録→次の本を検索→・・・以下繰り返し

というのもしんどいな~ 文字入力するのもだるい  ( ̄へ ̄|||) ウーム

 

なんとかもっと楽チンにできないの?

部屋の中をごそごぞ。なぜか「バーコードリーダー」なるものを発見!

これで本を「ピッ」と読み取ろう。

 

昔、数冊程度「せどり」をやった時に、きっと「検索めんどくさい~」と同じことを思って

バーコードリーダーを使えないか?と思って買ったらしい。進歩してねぇな(笑)

結局、飽きてそのままになってしまったが ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 

さぁ、いまこそ「願望成就」の時!

 

バーコードリーダーとは?

今回使うのはこれ。

IMG_1353

「PS800P」というUSB接続できる、数千円程度の安いもの。

 

「バーコードリーダー」というのは、しくみ的には、「自動入力するキーボード」の

ようなもの、と考えてもらってよい。

 

例えば、この本をバーコードリーダーで読み取る。

IMG_1349_2

読み取るのは、右側の上の「97844・・・」のバーコード。

 

メモ帳を開いて、マウスカーソルを置いておくと・・・

SnapCrab_NoName_2012-10-5_2-13-24_No-00

こんな感じで、コードが「自動的に」入力される。

 

 

ところで、本の情報を楽チンに読み取ることができるようになったが、

アマゾンの検索窓にコードを入力しても正しく検索できないので意味はない。

 

では、バーコードから本のタイトルなどの情報を取得できないの?

実は、アマゾンが提供しているしくみを使うと取得できるのだ。

本の情報だけでなく、一番知りたい価格まで取得できてしまう w( ̄o ̄)w ナント

 

このアマゾンが提供しているしくみを「Amazon Web API」という。

これはアマゾンが一般ピープル向けに、「検索機能を使ってもいいよ~」と

無料で開放しているものである。

 

これを使うと何がいいのかというと、プログラムからもっと楽チンに検索機能が

使えることである。1回ずつ、手で検索して記録してまた検索・・・なんて面倒だし。

こんなことは機械にやらせようよ、しかも自動的に。

 

次回以降は、この「Amazon Web API」とそれを使って検索を楽チンにする方法を

追求していく。

 

おしまい。