クレーム応対というと、

どのように対応するかに焦点があたっています。

もちろんこれも重要なことです。

クレームを未然に防ぐためにどうするかという視点、

クレームを改善していく視点も大切です。

そもそもなぜお客様は怒ったのでしょう?

「いつもこのテーマでクレームくるんだよね」ということがあれば、

それは改善し、未然に防いでいける可能性が大なものです。

そこでの振り分けとして、2つあります。

1.自分の応対でなんとかなるもの

2.組織の体制やルールを変える必要があるもの

圧倒的に2が多いから、どうにもならない。ということが多い。

でも!

お客様の要望をすべて飲むことをゴールにすると、

どうにもならないかもしれませんが、

いつものテーマであれば、

お客様の次の展開(怒りや言い分)が読めるはず。

「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」のお詫びや

「今わたくしどもにできるのは、・・・と・・・でございまして」の提案や

「・・・・の理由からお断りさせていただいておりまして」と理由を伝えることや

私たちの応対で、それ以上クレームを大きくしないということはできます。

スキルも意識して使えば、会話の中で活きてきます。

何気ない、「お詫び」や「提案」や「理由」など、

意識して伝えてみることをお勧めします。