ビッグブラウン米3冠ならず歴史的大敗
カジノドライブが回避して3冠が確実視されていた無敗の2冠馬ビッグブラウンが、7日に行われたベルモントステークスで最下位に敗れました。
単勝1.3倍と断然の人気を集めたビッグブラウンでしたが、4コーナーでバランスを崩すように失速すると、競争中止と思われるようにまともに走れなくなったそうです。
それでもデザーモが下馬せずに、なんとか歩くようにしてゴール。大差の最下位9位に終わりました。
その後の検査でも馬体には異常が無かったようで、ひとまず安心?
デザーモは、「レース中はずっと馬が神経質な感じだった。これがこの馬の実力ではない。」と語ったそうです。
アメリカの3冠クラッシックレースは日程も近くて厳しいですし、最終関門のベルモントステークスはダートの2400メートルですから、3冠を獲るには相当力が抜けていないと本当に大変だと思います。
もっと余裕のある日程で本当の力勝負をしたらいいと思いますが、その辺のタフさもアメリカ3冠馬には必要ということなんでしょうね。
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