健康麻雀での勤務をお考えの方へ。 | 黄河のんの新人王にどう便乗するか

黄河のんの新人王にどう便乗するか

日本プロ麻雀協会 第8期前期所属 麻雀プロ
第12期新人王・第1回リオダイヤモンドカップ優勝
黄河のん(おうかわのん)です。
2009年から現在までずっと普及活動に力を注いでいます
麻雀を広く楽しんで頂けますように
いつも心に、ユーモアを。

最近メディアの影響か麻雀を楽しまれる方が増えましたね

それに伴って健康麻雀店も増えてきたように思います

 

以前ブログに書いたのですが、

 

健康麻雀のお客様は「和了りたい」想いで来店されます

競技麻雀のお客様は「ゲームを楽しみたい」想いで来店されます

これ、根本的に違いますよね。

 

なので、お客様が和了を目的とする健康麻雀では

1.東場は原点に近い点数を維持する

→お客様をご案内しやすくするため

基本満貫以上は和了りませんし、立直もしません

2.親番は連荘しない

→1半荘が長くならないように

3.立直に一発で振り込まない

→点数を大きく変動させない

4.トバさないしトバない

→お客様同士で決着をつけてもらう

5.筋ひっかけ立直はしない

→相手はご年配の方なので



10年健康麻雀に携わり、打ち方を考えてきました

今上記の通りかぼちゃ倶楽部で打っています

 

こうやって書くと必ず

プロとして手を抜いていると思われませんか?

プロとして舐められませんか?

と聞かれるのですが、その心配は全くありません

 

手順について指摘された際は

「お客様のご案内の可能性があるので」

と説明して揉めたことは一度もありませんし

プロとしての技量を見せる手段は何も和了だけではありません

ある程度ご経験があるお客様ならわかって下さります

 

それでも舐められると思うなら、おそらく別の場所に問題があるかと思います

 

特に麻雀プロの場合、割り切って打つのは難しいかもしれません

でも、雀士としてのプライドを発揮する場所は卓上じゃない

というのが私の健康麻雀での結論です。

 

ちなみに麻雀教室は講師と生徒、健康麻雀は従業員とお客様で立場が異なります。健康麻雀ではお客様全員を満足させる【接客】が出来るのがベストですが、店の円滑な進行とトラブル回避の基礎マニュアルとして書きました。


ご参考にして頂けたら幸いです(・ω・)